QED 六歌仙の暗号 高田崇史 感想

講談社新書

再読の感想です。
久しぶりに読み直すと新鮮！奈々ちゃんが、ほぼ素人同然の質問連発だったり、熊ツ崎さんのウソアレルギークシャミが、スギ花粉シーズンのみだった設定なんて、綺麗サッパリ忘れてました。（ってことは、シリーズ本編中よく出てきてたけど、全部スギ花粉シーズンの話だったのか、それとも途中で悪化してウソアレルギーが進化したのかｗ）

まあ色んな理由があるのでしょうが、最初の殺人は相手を取り込んじゃえばよかったのになーと思ったり。
色々あったとしても、知る人すべて殺す！デストロイ！！では、秘密を継げる人も全部いなくなってしまうのでは。

乳棒の置き方から、怪しいと思うクダリは面白かったです。
また慈悲の代表のように思われている、弥勒菩薩が鬼だらけの所に落とされていて、その復活まで何十億年もそこに封じられていたというのはびっくりでした

六歌仙＝七福神と結びつくまでの過程、百人一首や和歌や日本史に興味のある人なら、面白く読めると思います。

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