講談社新書

本屋さんで新作無いかと、毎回探していた作家さんのうちの一人でしたので、訃報を聞いたときは残念でした。
ご本人のツイッターがまだ残っているのが、切ないですね
(殊能将之@m_shunou)
一作ごとに話のスタイルというか作風が変わるという作者さんでしたが、これを読み終わったときの「やられたー!」感はものすごかったです。
(ちなみに叙述トリックで次点は、歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」こちらは最後に至るまでがちょっとわかりにくかったので)

あくまで自分目線なので、時折出てくる医師の存在だとか、被害者への考え方が、同調できるようで、時折「ん?」となる仕掛けがすばらしいです
…びっくりしたのが、これが映像化されていたこと。

えぇぇ!これって映像化しにくいミステリランキング、ものすごいんじゃ!?
見てみたいような、ラストを知っているものとしては、途中経過がわかる分見たくないような…不思議な気持ちです


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