3月は諸々落ち着いてきたので、腰を据えて積読本消化を。
ってまたまた漫画ばかりですが照
その他にも図書館本やら先輩から借りている『ガラスの仮面』やらで
3月は「漫画祭りはっぴとなっております…

記事の文字数制限を超えてしまったので2つに分割しました。
3月の積読本消化数
25
フィクション 12冊
ノンフィクション 8冊
絵本・児童書 6冊
漫画 50冊


憧れの女の子憧れの女の子の感想
今月のMust本① わわわわ、これはすごい!一気読み。気軽に読めるタイプの小説かと思いきや、ぐいぐい引き込まれてしまう。『ある男女をとりまく風景』ではしてやられた!と思い(ある意味名前トリック。というより読者の思い込みを利用している?)『弟の婚約者』ではピラティスインストラクターの仕事への思いにも揺さぶられ、『リボン』は長編のような濃厚さ。『わたくしたちの境目は』では夫婦、病、老いにも思いをはせてしまう。傑作。はじめて知った作家だけれどこれから大注目。
読了日:3月1日 著者:朝比奈 あすか
手紙 手紙の感想
じんわりあたたかいストーリー。『河を渡る、きみと歩く』がいい。つばめのひなにまつわる話ならわが家にもあるから、なおさら。
読了日:3月2日 著者:谷川 史子
散華ノ刻-居眠り磐音江戸双紙(41) 散華ノ刻-居眠り磐音江戸双紙(41)の感想
お代の方の変貌のきっかけがなんと更年期とは。磐音の父、正睦の活躍がいい。そしていつもの面々も登場。武左衛門の失踪?もアクセントのひとつ、か。
読了日:3月4日 著者:佐伯 泰英
にんぷあるあるにんぷあるあるの感想
最近よくみかける「あるある」シリーズ(といってもタイトルだけ同一で出版社はいろいろ)のにんぷ版!雑誌投稿を集めたようなものだけれど、「なにこれ、ありえないー!」という状況が噴出するにんぷ生活、「あ、あるあるなのね」とわかれば安心するかも…えのきのこさんのイラストが笑える。
読了日:3月4日 著者:茂木奈穂子
今日 (福音館の単行本)今日 (福音館の単行本)の感想
すべての母親と父親、その周辺の人に読んでもらいたいよみ人知らずの詩。布張りで縦長の本の作りも素敵。ぜひぜひぜひ読んでほしい。ブログでも紹介しました。http://ameblo.jp/sangobooknavi/entry-11475079214.html
読了日:3月5日
冷血(上)冷血(上)の感想
図書館で利用者さんが予約されたのでわたしも、と上巻だけ予約。一気読み。高村薫さんは初めて読むのだった。『レデイ・ジョーカー』は必読かしらん。下巻の順番待ちは46番目…
読了日:3月6日 著者:高村 薫
吐息と稲妻 吐息と稲妻 の感想
図書館利用者さんの返却本。谷川史子さんの作品はとても好きなんだけれど、すべては読んでいなくて、こんなふうに読んだあとぼーっとしてしまうほどいい本もある。いや、よかった…!
読了日:3月7日 著者:谷川 史子
星河万山霊草紙(1) の感想>
図書館本。和、古いしきたり、ファンタジー、脈々と続いてきたもの…好きな世界。
読了日:3月7日 著者:鈴木 有布子
星河万山霊草紙(2) 星河万山霊草紙(2) の感想
とてもいいところに落とし前がついた、というかんじ。仮の話だけれど、もし小説だったらちがう結末というのもありかも、なんて思ったり。鈴木有布子さんは図書館で知った漫画家さんだけれど、描き出す世界はとても好き。
読了日:3月8日 著者:鈴木 有布子
まほろ駅前番外地まほろ駅前番外地の感想
いやいや、もう、これはずっと続いてほしいような物語。わたしのアタマの中では完全に多田=瑛太、行天=龍平と変換されているけれど、もしや三浦しおんさんの中でもそうなんじゃ!?と邪推してみたり。岡田夫妻の夫婦のありかたについてはふむふむ、しみじみと読んだ。
読了日:3月8日 著者:三浦 しをん
甘い罠  ――小説 糖質制限食甘い罠 ――小説 糖質制限食の感想
図書館新着本。先輩オススメで借りてみる。『小説糖質制限食』だけれど、日本の農業をバックアップしていくグローバル企業・オゾングループの戦略、新規和食レストラン事業、美人料理研究家と、読み進めたくなる要素が詰まっている。人類の歴史を食の観点から見ているのも興味深い。ぐいぐい引き込まれて読んだ。香具師の歴史もあり。
読了日:3月8日 著者:鏑木 蓮
歩くんの○○な日々(2)完 歩くんの○○な日々(2)完 の感想
歩くんは生徒会のお母さん…(笑)
読了日:3月9日 著者:鈴木有布子
ゆうまくんのまいにちゆうまくんのまいにち の感想
再読。笑えます。
読了日:3月10日 著者:鈴木有布子
風冴ゆる―からくり文左江戸夢奇談 風冴ゆる―からくり文左江戸夢奇談 の感想
以前から気になる作者だったのだけれど、なんと鈴木英治夫人だったとは!クセのない文体で、どんどん引き込まれるストーリー。おもしろかった!
読了日:3月11日 著者:秋山 香乃
思春期飛行 思春期飛行 の感想
積読本-37 思春期に一時的に飛べるようになる。時期も期間もさまざま。設定がユニーク。駅の階段で突然飛べるようになったら、まわりの人たちが拍手していたのが素敵。思春期っていろんなストーリーが生まれる時期だと思うけれど「飛行」をからめてかなり素敵なものになっている。あ、「非行」とかけているのかしらん?
読了日:3月11日 著者:江本 晴
STORY BOX 42STORY BOX 42感想
積読本-38 窪美澄さんの金原ひとみさんの『マリアージュ・マリアージュ』の書評が素晴らしい。『鴨川食堂』がとてもいい。嶽本野ばら氏のシフトチェンジはなんともよろこばしいこと。『破産』のスピンオフ作品『金融の要』はめちゃ面白い。単行本になったらこういう本が本屋大賞などの候補になってほしいな。
読了日:3月12日 著者:小学館
STORY BOX 43STORY BOX 43の感想
42に続けて読む。いつも一気に読めず積読してしまうのだけれど、今回こそは。最後に読んだ新連載『夏の雷音』がおもしろい。神保町付近は若い頃よく行った場所なのでなおさら。しかし毎度思うけれどこれだけ濃くて堪能できてワンコインとは。
読了日:3月12日
坂本ですが? 1 (ビームコミックス)坂本ですが? 1 (ビームコミックス)の感想
ツイッターで見かけて書店で購入。なななんだこりゃ!?笑えます。『となりの関くん』とカラーはちがうけどテイストは似てる!? それにしても私立イノセンス学園中出身でどーしてこんな?高校にいるのやら。過去も気になる男、坂本。
読了日:3月12日 著者:佐野菜見
お振るいあそばせ! お振るいあそばせ! の感想
タイトルがいい。この本の中では表題作以外の『キリエの場合』『ゆうなの場合』『夜明けまえ』がものすごくいいのだ。作者の初期の作品だそうです。
読了日:3月13日 著者:鈴木 有布子
100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート100の基本 松浦弥太郎のベーシックノートの感想
文筆家、書店『COW BOOKS』代表、雑誌『暮しの手帖』編集長の松浦弥太郎氏の自分ルール100&『COW BOOKS』100の基本。つまり全部で200の心がけ。なかでも印象的だったのは自分にとってのすべての原理原則は「正直、親切、笑顔」で何があろうとこの三つだけは手放さないと決めているとか。あとは人間の能力で一番大切なのは「友だちをつくる力」。一読の価値あり。
読了日:3月13日 著者:松浦 弥太郎
空ちゃんの恋 ─ お振るいあそばせ! (2) 空ちゃんの恋 ─ お振るいあそばせ! (2)の感想
「お振るいあそばせ」続編。こちらの方が好き。『火花』がとてもとてもせつない。最後はちょっとホラーも入っているような^^ 『二人について』の女性が背が高く社会的認知度も上というカップルもいい。続編が読みたいかも。
読了日:3月14日 著者:鈴木 有布子
信長協奏曲 8 信長協奏曲 8 の感想
助っ人外国人…クロマティを思い出す(古い?)次巻もたのしみ。
読了日:3月14日 著者:石井 あゆみ
シゴトクリエーターシゴトクリエーターの感想
今月のMust本② 自分で自分の仕事をつくりだした「シゴトクリエーター」9人が登場。編集者のえりちゃんとイラストレーターのやえちゃんがナビゲート。ふたりでの「本づくり」にも焦点が当たっているのがいい。0からつくっていったクリエーターたちの苦労や強い風当たりもさらりと、でも(多分)もれなく描かれている点もいい。全体的に明るい!点はパワーを感じさせてさらにいい。
読了日:3月15日 著者:池田 八惠子
脳はこんなに悩ましい脳はこんなに悩ましいの感想
素晴らしくおもしろかった。進化はわからないことだらけ。進化の経緯の正しさは永遠に証明できない。ネットの登場によって脳の使い方が変化していることはたしか、などなど。
読了日:3月16日 著者:池谷 裕二,中村 うさぎ
ジョゼと虎と魚たち ジョゼと虎と魚たち の感想
映画を先に観て、原作があるとは知らず図書館の書架でみつけてびっくり!初めての田辺聖子作品。どの短編もぐいぐい引き込まれる。山田詠美(解説)が陶酔するのも納得。他の作品も読んでみたい。
読了日:3月16日 著者:田辺 聖子
きゃらめる・キッス 1 きゃらめる・キッス 1 の感想
図書館本。小学生女子に大人気なのです。たまたま書架にあったので借りてみた。丁寧に描かれた絵は好感が持てます。魔法、結婚、両想い、嫉妬、かかってしまった魔法を解くための奮闘、そして人間界へ…おもしろ要素がたっぷり。
読了日:3月16日 著者:八神 千歳
黄昏に泣く―からくり文左江戸夢奇談 黄昏に泣く―からくり文左江戸夢奇談 の感想
第二弾は一巻で一話。一気読みの面白さ!
読了日:3月17日 著者:秋山 香乃
きゃらめる・キッス 2 きゃらめる・キッス 2 の感想
人間界でリクと再会したと思ったらリクは記憶喪失、めるの身体が元にもどったと思ったら夜にはまた幼児に。そして満月のおかげで記憶が戻るが魔界にはまだ戻らぬ…とまるでジェットコースター。
読了日:3月18日 著者:八神 千歳
書店員あるある書店員あるあるの感想
積読本-39 中身充実。それにしても書店員の苦労がしのばれる。
読了日:3月18日 著者:書店員あるある研究会
ホームメイド 1 ホームメイド 1の感想
図書館利用者さん返却本。『ホームメイド』もいいけれど、そのスピンオフ『空の息吹、草の声』『スキップ・ツーステップ』もいい。別作品『ランデヴー』も。
読了日:3月18日 著者:谷川 史子
きゃらめる・キッス 3 きゃらめる・キッス 3 の感想
めるは人間の悠に恋され、様子のおかしかったリクも元通り。そしてつづく。図書館で小学生の女の子が返却したけれど、その子は1巻、2巻はまだ読んでいなかった様子。…いいのか?借りていきましたが。さかのぼり読み^^
読了日:3月20日 著者:八神 千歳
ちいさなあなたとのやくそくちいさなあなたとのやくそくの感想
書店でみつけた絵本。子育てコーナーにあり。地球規模でうまれること、生きることへの感謝と愛を伝える本。全米おかあさんが選ぶ絵本大賞受賞作品(2009年)。
読了日:3月20日 著者:リサ・ハンフレー

右矢印更新しましたきら【産後の読書案内】 なんでいやなのかな…? 絵本『ようちえんいやや』長谷川義史

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