片岡義男の小説のスタイルは
人物たちの心理を分析しない、感情を説明せず、いきなり行動や会話のみであらわす
ことですが、片岡氏登場以前の純文学作家たちにもその表現方法はみられたそうです。

たとえば高城高 大藪晴彦 河野典生 永井龍男 立原正秋 丸山健二
他にも矢作俊介 大沢在昌

ハードボイルド・スタイルの作家のなかでも、片岡義男がもっとも感情を描かない作家であったろう。

…と書かれていたのは、こちら。
本の雑誌 314号/本の雑誌社

「ヒーローたちの荒野」池上冬樹 です。

ずいぶん前のものですが、本棚整理をしていて付箋を貼っている状態で見つけたのでした。
…というわけで、このタイミングでブログ記事と相成りました。
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