春のお彼岸なので、牡丹餅をつくりました。


稲の穂ダイニング

玄米餅米と小豆昆布をそれぞれ圧力鍋で炊き、調度小腹のすく3時前に娘を呼んで、二人で作りました。

小豆昆布には、甜菜糖で甘味をつけています。

娘には自分の食べたい分を包んでねとラップにちょこんとあんこの団子を載せて、その上から小さな団子状にした半搗きの玄米餅をのせて、テルテル坊主のように包んで、あとはラップの上から、掌でやさしくなでつけて、あんこをもち米団子全体にまぶしていきます。


いつもは、料理はムズカシイ!と腰が引けてる娘も、テルテル坊主の力を借りて(笑)、食べたい分だけ、どっさり!牡丹餅を作りました。


春は牡丹の花が咲くから牡丹餅、秋は萩の花が咲くからおはぎ


「私の子供の頃は、母が大きな牡丹餅を作ってくれたので、ぼたっとおく餅だから、ぼたっ餅かと思ったよ」なんて笑いつつ。

「そういえば、半搗きの事を「半殺し」って言うんやね。旅籠の人が、明日は半殺しにして・・と翌日のお料理の話をしている時に、旅人がびっくりしたという落語があるとお父さんが言ってた~」



なんて、牡丹餅にちなんだ話をしながら、たくさん作りました。


それにしても、成長期の娘の食欲のすごいこと!


ひょっとしたら、小豆系の好きな義父が、こちらの世界に戻ってきて、娘の体を借りて食べてたのかしら。


明日は、義父が好きだった赤飯でも炊いてみようかな。

まだまだ義母のように美味しくは炊けないけれど。


「これ、おふくろの味に似てる」なんて夫に言われたら、思わずガッツポーズを物陰でしていたりします、笑。