耳裏の耳よりな話 | 赤ちゃんの成長記録

一昔前、ゆりっこが子どもの頃によくいわれたことですが、

「お風呂に入って、耳の後ろ側をよーく洗いなさい」
「耳の裏に垢をつけていては、恥ずかしいですよ」・・・・

以前は、そのことの深い意味を知る由もなく。

ただのしつけの話としてしか、聞いていませんでした。


しかし、ゆりっこがたくさんの赤ちゃんの身体にふれる機会がふえ、

ズンズン運動することがライフワークのような日常になって、気づかされることが

ありました。

背中に手を当ててズンズン運動をしていたとき、たまたま

左手が背中に、右手が耳の裏側に当たっていました。すると

左手のズンズンの振動が耳の裏側に届いて伝わってくるのです。

そのズンズンしている赤ちゃんは、爆睡中でとてもリラックスモードになっていました。

そこで、耳の裏の部分をしっかりしごいてみると、

背中の 肋骨で囲われているあたりがどんどんほぐれていくのがわかりました。

その関連性がまったくみえないにもかかわらず、

肋骨で囲われた内部がゆるまり、リラックスすると、

寝ていた赤ちゃんの眠りがどんどん深まっていくようでした。


そこで、はっとしました。

肋骨で囲われた内部は、背中の上から指で押しても内部に刺激が届くには限界が

あります。

しかし、耳の後ろをごしごしと しごくとその刺激が肋骨の内部にまで届くのですから、

自分で背中を押すこともできないような深い内部分は、

手の届く位置から刺激できる表面からの刺激がちゃんと届くように

身体は配備されているということです。

そして、昔、耳のうしろを洗いなさいと、しつけられた意味がわかったのです。

昔の人は、身体が健康ですごせるための直感力がすぐれていたのです。


難しい説明抜きで、お風呂のリラックスタイムに

耳の後ろをしっかり洗う習慣をつけておけば、

身体の芯の部分もほぐされ、リラックスできることを体験的に伝えておけば

自然に成長過程で、その意味に気づけるかもしれない・・・

そんな深ーい文化の伝達がなされていたのではないかと。


写真1は、耳の後ろをごしごししごいているところです。

写真2は、耳たぶをのばして、頭皮と耳たぶの境目をしっかりのばしています。


 
赤ちゃんの成長記録-1c 1  赤ちゃんの成長記録-2c


写真3は、頭皮と耳たぶをのばして、その境目が一枚皮となるくらいに

のばしてしごいています。

写真4は、耳たぶをいろんな方向にのばしてやわらかくしています。




赤ちゃんの成長記録-3c 3  赤ちゃんの成長記録-4c


耳や耳周りをしごいて、特に頭皮と耳たぶの境目部分で痛むところを発見したら

肋骨で囲われた内部、つまり消化器系の内臓のどこか、対応する部分が

どこか、緊張していたり血流不足であったりする可能性があります。

それを、発見するには

写真1・2・3・4のように耳周りをしごいてみればよいですし

それを解消するには、肋骨周りを、しっかりズンズンしてあげるとよいと思います。


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