写真1.2は昨年末の様子です。
ダウン症だとのことで、筋肉が弛緩しているので
上体がいつもぐらつくし、の見込みが悪いので、
鼻からチュウブで栄養補給しているとのこと
背筋の力が十分育っていないときは、赤ちゃんの取り扱いに
ずいぶん苦労されているようでした。
このとき、ゆりっこは、赤ちゃんのお座りの姿勢で
「両足裏を床につけた姿勢がとれるようにならなければ
どんなことをしても、願っても、赤ちゃんの成長は一歩も進みません。」
と申しあげました。
障害があろうとなかろうと、抱っこの仕方もお座りの促し方も
変わることはありません。
写真1・2のような抱っこやお座りをしていたのでは
赤ちゃんの成長を阻害しているだけなのです。
1
2
それから、3ヶ月後の写真が 写真3・4・5です。
すばらしい変身をとげてくれました。
鼻のチュウブは約2カ月後にとれたそうです。
偶然チュウブが抜けてしまったので、そのままでいられないかと試してみたところ
それ以来チュウブなしの生活に転身できたとのこと。
たかが お座りの姿勢をかえるだけ のことですが、
足場を確保してすわっていられるようになるということは
消化活動にダイレクトに影響をもたらすのだということです。
ゆりっこが、日ごろから言っていることが間違いないということの証明でもあります。
3
床にじかにお座りさせたときも、背すじがシャンと保っていられます。
パパの手が、もっと見上げて見上げて・・・と誘導しながら
しっかり頭を高ぃ位置で保つこともできました。(写真4.5)
4
5
対面(ついめん)抱っこすること、
ズンズンうんどうすること、
授乳姿勢やお座りを促すときは、足裏をゆかにつけて・・・
これらの事がきちんとできるようになるだけで、
わずか3カ月の間に、目覚ましい成長をするのを目の当たりにしました。
ダウン症であるというだけで、成長が遅いのだと思い込んでいると
申しわけなぃと思います。
また、うちはダウン症ではないから発育は普通だと思い込むことも
大きな間違いをすることになると思います。
障害があるなしにかかわらず、姿勢に気をつけて
発育を阻害してしまうような子育てにならないように気をつけたいものです。
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