這い這い、から 高這いを経て
床からものにつかまらないで直接立っちの姿勢がとれるようになるように
独り立ちの瞬間を見届けることを、目標に子育てしてきました。
この目標が達成できるということは、
病気しにくい、ケガしにくい、好奇心旺盛な子どもに育っていることの
象徴だといえます。
ゆりっこはたくさんの子どもたちの成長をみてきて
実体験として語れるようになりました。
ものにつかまらずに立てるということは、
背すじを中心として、左右対称の体つきに育っているからなのです。
左右非対称では、立ちあがろうとするプロセスで、身体がぐらついてしまうのです。
左右対称に身体が育ってきたので、バランスをとるには
顔を正面に向けて、肩のラインを水平にして立ちあがるというコツを
無意識に得とくしたといえます。
写真の女の子は、床から立ち上がるだけでなく、
床よりも高い位置に立って、
床の上と同じように立ちあがろうとして
難なくすくっとしていられたので
ゆりっこが大感激したわけです。
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床の位置よりも高いところにあがっているのですが、
この高さがあることに対して、ものおじしておらず
床に立つときと同様の落ち着きとゆとりがあるのは、
写真7でみれるように、
足指が1本1本、しっかりひろがって、
足が支える最大面積をめいっぱい大きくしようとして踏ん張れる能力が
ついていることが、自信となり
それが、おちつきとゆとりを生むし、集中力も発揮できるのだといえます。
足指が丸まったままでは、両足裏の面積で自分の全体重を支えきることができず、
何かにつかまって自分を支えなくて立てないし、
バランスをとることに自信がもてなければ、
身体全体をいつも緊張させたままでいることになります。
それが慢性化した状態が、病気しがちで、
不意打ちに対処することがむずかしくケガをしやすいのです。
自信のわかない体質は、内向的になり好奇心を発揮しなくなるのです。
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写真7のような足指で支えられるように、
床からものにつかまらないで直接立っちの姿勢がとれるように
独り立ちの瞬間を見届けることを、目標に子育てしましょう。
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