生後半年すぎくらいには、赤ちゃんはずり這いしたり腰を持ち上げて
独り座りしそうな動きが出るころには、
写真1のように外向きにしてはぐくまくんで抱っこしてあげましょう。
はぐくまくんのたすきがけの部分がサスペンダーの役割を果たして
赤ちゃんの胸をしっかり張ることができます。
両脚が左右対称の長さになっていることをよく気をつけて
足のそけい部ができるだけ伸びてぶらんぶらんと脱力していられるように、
ママは歩きながら赤ちゃんの足の脱力を時々確認してあげて下さい。
はぐくまくんを装着して赤ちゃんを外向きに抱っこした時
赤ちゃんの腰が丸くなったまま首がすくむような形のままで抱っこしていると
そけい部が曲がり、足先が交差したり足指が縮んだままななりがちで
はぐくまくんのたすきがけのひもが細くなったり、左右がずれてきたりしがちです。
赤ちゃんの胸を張り、腰や背中と大人の身体とがぴったり密着できているように
姿勢づくりに気をつけてください。
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赤ちゃんの姿勢づくりに気をつけて、
特に下半身脱力することを意識して抱っこしていると、
はぐくまくんを装着したまま、大人がかがんだり体勢をいろいろ変化させたとしても
赤ちゃん自身が大人の動きにあわせて抱っこしていられるようになります。
はぐくまくんで、赤ちゃんを外向きに抱っこしていてかがむような姿勢をとると
買い物の時などは赤ちゃんが落ちてしまわないか心配だという方が
たまにおられますが、それは赤ちゃんをはぐくまくんに入れただけで
姿勢づくりすることに意識が及んでいないともいえます。
はぐくまくんに入れて抱っこするというのは、
赤ちゃんの背すじの方向と重力の働く方向が一致した状態にあるといえます。(写真2)
写真2の姿勢のまま、お辞儀をしてみましょう。
赤ちゃんは大人の体勢変化に少しも揺らいではいないのです。(写真3)
脱力して抱っこしていられるということは、
大人の体勢変化にも柔軟に対応して抱っこされているのです。
これからお辞儀をするよ。といわなくても
自然体で赤ちゃんはバランスをとれるようになるのです。
姿勢づくりすることは、赤ちゃんの持ちうる能力を最大限に引き出せるようになる
ということなのです。
怪我しにくい赤ちゃんに育つということでもあるのです。
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