首の向き癖が気になる場合
写真1のように、あおむけにして床に横たえたとき、
いつも同じ方向に首が傾いてしまう癖がある場合、
色々なところに影響がでます。
・斜視にならずとも、左右の目の視幅に差が生じるので目の大きさが変わってきやすい
・傾いた側の鼻の穴がつまりがちになりやすい
・耳の聞こえ方に左右差が生じるので、声をかけられて振り向く方向が固定化されやすい
・上あごと下あごの噛み合わせが悪くなるので、虫歯になりやすい
(かみあわせが良ければ虫歯にはなりません)
・あごのカタチが歪み、唾液のわき出る場所が左右対称でなくなるので、
唾液の質がわるく よだれかぶれになりやすい
首の向き癖が、たくさんのトラブルを招くのです。
ですから、向き癖がつかないように全力投球するくらいの心構えがいるのです。
1
仰向けに寝かせて赤ちゃんの両肘を曲げないようにしてすっぽり握り、
赤ちゃんを引き起こしします。(写真1)
このとき、両足があがってこないように大人の両腿で軽くはさむように工夫します。
両肘をもって引き起こして、首が写真1のように傾く場合は
両肘を握ったまま、大人がいやいやをするように左右に小刻みに揺すります。
小刻みに左右に揺すっていると傾いた首が正面に向きやすくなります。
正面を向いたら、それを維持するために
引き起こしをして中途半端な角度でゆさゆさ左右交互にゆすります。(写真2)
左右交互に小刻みに揺する動きが首を正面に向くことを促し
首の位置の矯正運動となるのです。
2
写真3・4は両肘をもったまま引き起こしをしたり、(写真3)
小刻みに左右交互に揺すりながら床にあおむけする方にかたむけたり(写真4)
中途半端に起す、寝かすを時間をかけて繰り返しているのです。
そのうち、首を後ろに預けることがムリなく自然にできるように促すことになります。
3
4
首を後ろに預けて、力を抜くことができるようになっただけ、
首の傾くことを予防することができます。
首が中心部分に収まると力が抜けるようになり、首の可動範囲が大きくなるのです。
首がすくんだまま引き起こしされるような体勢では、
両足もうきあがって全身がかたまってしまうような力がこもります。
向き癖は解消されません。
写真4からさらに首を後ろに預けられるように力を抜いた姿勢をとれるように
とりくんでみましょう。
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