11/17〜11/18(日本時間)海外中量級試合スケジュール | @TUG_man石田順裕応援ブログ

@TUG_man石田順裕応援ブログ

世界リアルボクシングドキュメント

@TUG_man石田順裕応援ブログ-NOBU


11/17土曜日

【IBOタイトル戦Lヘビー級】
アンジェイ・ホンファラvsトミー・カーペンシー


【WBOインタータイトルLヘビー級】
ロビン・クラスニジvsマックス・ヘイマン


11/18日曜日

【IBFタイトル戦Sミドル級】
カール・フロッチvsユサフ・マック


【WBCシルバータイトル戦Lヘビー戦】
トニー・ベローvsロベルト・ボロンティ

【ミドル級6回戦】
ケリー・ホープvsノルベルト・ゼッカーズ


【Sウエルター級8回戦】
ディミトリアス・ホプキンスvs相手未発表



【WBA暫定タイトル戦Sウエルター級】
イノセント・フィズvsロベルト・ガルシア


ボクシング無料ライブ配信サイト
FreeLive
FreeLiveStream






~Lヘビー戦線~
アンジェイ・ホンファラ(22勝12KO2敗)vsトミー・カーペンシー21勝14KO3敗)で争われる空位のIBOタイトル戦。

ポーランド25歳の若き新鋭ホンファラは今年7月、元世界王者グレンジョンソンを倒したのがハイライトだ。ホームへ迎え入れる事へ成功した米国カーペンシーは前回WBOへ挑戦したものの王者クレバリーの前にフルマークで敗れてしまった。

実力はどちらもトントンといったところか。IBOをきっかけに主要4団体へと駒を進めるのはどちらか。


ほか地域タイトルが組まれている。

WBOインター戦に出場するロビン・クラスニジ(38勝14KO2敗)は地元ドイツを主戦場に連勝を重ねWBOのトップコンデターをも務めている。2敗はデビュー戦と3戦目とキャリア初期のもので叩き上げで実力をつけてきた。

勝てばかねてより噂されている王者クレバリーとの指名戦がほぼ内定する。


WBCシルバー戦(WBCエリミネーター戦も兼ねている)ではそのクレバリーへのリベンジを狙うトニー・ベロー(18勝12KO1敗)が出場する。

ベローはアマ時代はヘビー級で活躍し〝爆撃機〟と怖れられたハードパンチャーだ。古豪エジソンミランダを9RTKOで倒しクレバリー敗戦から復帰を果たしている。

しかし対戦相手アルゼンチンのロベルト・ボロンティ(30勝19KO1敗)は一筋縄ではいかない強敵だ。現在WBC5位につけている。ベローに勝って王者チャドドーソンへ挑戦を狙う。

双方勝てば世界戦へ。白熱した試合が期待できそうだ。





~Sミドル級戦線~
週末一番の注目はIBF王者カールフロッチ(29勝21KO2敗)の登場だ。衝撃のブテ粉砕試合以来のリングである。

今回の挑戦者はLヘビー級で世界戦の経験もあるユサフ・マック(31勝17KO4敗2分)。マックはグレンジョンソンやクラウドと拳を交えた際、積極的に前に出られると弱い面を見せた。4敗は全てKO負けだ。

フロッチがプレスで押切れって中盤にはマットに沈めるのではないかと予測。そしてフロッチが順当に勝利した後の展望だがブテ再戦、指名挑戦者スティーブンソンらが控えている。

カールフロッチ
「ルシアンブテとの再戦は来年3~4月に行われるだろう。その後ミッケルケスラーかウォードとの再戦を狙っている。まあテレビ的にはケスラーの方になるんじゃないかな」

新たな統一戦が勃発しそうな予感だ。




~ミドル級戦線~
7月プロクサとの一戦で手痛い8RTKO負けを喫してしまったケリーホープ(17勝1KO4敗)の復帰戦が行われる。12勝17敗3敗という相手に6回戦で軽く調整する感じだ。

これに問題なく勝って来月12/8のダレンバーカー戦に万全の体勢で望みたいところだ。

ちなみにホープに勝ったプロクサはゴロブキンにボコボコにやられてしまった。バーカーも昨年11月マルチネスにKOされてしまっている。





~Sウエルター戦線~
空位となったWBA暫定タイトル戦。キューバのイノセント・フィズ(15全勝10KO)vsロベルト・ガルシア(31勝21KO3敗)は激戦必至の好カードだ。

キューバファイターといえばアマ王者を連想するがこのフィズもまたトップアマ出身である。なんと重ねたレコードは381勝17敗!400線戦ってほとんど全ての試合を勝利している。

プロでも全勝を誇っているがこれといった対戦相手はいない。今回がプロ入り後初の強豪でそれが初のタイトル戦となった。

キューバ、アマ、Sウエルター?と思ってララとの対戦記録を調べたら案の定2004年に拳を交えているがここではララが28-6で圧勝していた。

プロでの戦績ではガルシアに軍配が上がる。32歳のメキシカンは身長181cmリーチ189cmの体格を活かしてウエルター~Sミドルまで幅広くリングに上がり幾多の戦場をくぐり抜けて来た猛者だ。

2010年には惨敗してしまったがマルガリートとの対戦経験もある。

フィズは速攻型で6ラウンド以上の経験もなく、プロデビュー以来骨太なファイターと当たった事がない。ガルシアが猛アタックをかけ勝利するのではないかと見ている。


ほかSウエルターではB-HOPの甥っ子ディミトリアス・ホプキンス(31勝11KO2敗1分)が8回戦のリングに上がる。ビッグネームとつながりがあるといって温室育ちではない。

アマでゴールデングローブを獲得しプロ入り、元世界王者スティーブフォーブスを撃破したり、WBOタイトル戦では王者相手にスプリット演じたりと実力者である。

まだまだ32歳。世界再挑戦へ向け勝利を目指す。なんといっても叔父47歳がバリバリ世界トップ戦線をはっているのだ。





Carl Froch vs Yusaf Mack promo