エーチャンの言葉 | 新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿区四谷でトレーニングジム「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」を経営、TRXシニアマスターインストラクター、ファンクショナルピラティス/マスターエデュケーター、美圧ヨガ創始者、パーソナルトレーナー、セミナー講師 etc。そんな私の日常を書きます。

エーチャンのMC、大好きです!

なんか歳を重ねる毎に、カッコつけない、生身のエーチャンが見え隠れします。

今年のMCで一番心に引っかかった言葉。

それは「おい、そこのFriend」のあと。

「この曲はさあ、おい、みんな、わかるけどがんばれよ、っていう応援歌なんですけど。ちょっとそこに皮肉もあって」

「オレはね。目をつぶって、ただ目指すところに向かって走り続けて。でもある頃から、横から声が聞こえてくる。もう良いんだよ。もう大丈夫だよって。マネージャーだか、業界の人だかわからないけど。」

「でも自分は、いや絶対違う。まだだ、まだなんだって、前だけを見て走り続けて。」

「ある時、突然立ち止まって、ふと目を開けるともう声は聞こえない。そして後ろを振り向くと、ホントに大丈夫なラインは、ずっと後ろにあったんだよ。」

それ以上、語らなかった。

エーチャンは実は経済や政治に敏感。

だからこそ、成功できたんです。

そのエーチャンが、今まで「時代のせいにするなよ。開けたいドアがあるなら、てめえで蹴っぱくってあけてみろよ!」って言い続けてきたのに。

今回、一瞬、言い淀んだ気がしたんです。

だってやっぱり誰でもがんばればサクセスできる世の中じゃない。

エーチャンはわかっているからこそ、自分の事を語るしかなかった。

だって矢沢永吉は努力だけでは説明できない、神に選ばれた才能をもって生まれた人だから。

エーチャンもそれが今になって、強く強く実感しているのでは。

そう感じました。

だけどきっと心の中で思っているはずです。

「でもオレのファンはかっこいいヤツがたくさんいるはずだ。だから諦めずに突っ走れって言い続けたい」

だから。

オレは突っ走り続けようと思います。

奥ちゃまに言われました。

「普通、○○になりたいって思っても、大人になって、みんないろいろ理由を見つけてやめちゃうんだけど。あなたはずっと思い続けてるんだね」

うん。

だからここまで来れたんだもん。

エーチャン、オレはまだまだ、周りの雑音に耳をふさいで、ただ前だけを見て突っ走るよ。



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