日ハムやロッテ、旧近鉄、旧南海などを
応援するファンの誰もが感じていることだと
思うんですが、これらのチームを応援してると
振り返れば「辛いこと」ばかりなんですよね。
まず、周りの人にロッテやハムが好きだというと
「なんで？」と聞かれる可能性が非常に高いですが
この時点で既に辛い。好きだから応援するに決まって
いるのに「なんで？」はないだろと。
試合観戦に関しても楽しい思い出より辛い思い出のほうが
断然多いです。０５年と０６年のシリーズだけは本当に
楽しかったですが、目を閉じれば悲しくなるような球場での
出来事ばかりが思い出される。
日ハムが東京ドームを本拠地としていた時代のある日、
球場に私が到着したときには既に岩本が炎上してたりしていて
何のためにチケットを買ったのかと、頭を抱えたこともありました。
今夜の日本シリーズ第５戦もまさに「いたたまれない」気分に
なりましたね。梨田の采配や抑え投手（武田久）の乱調など
細かいところを指摘すればキリがないですが、大雑把にいうと
やはり（巨人に比べて）戦力不足が大きいです。
しかし、私が応援するロッテやハムは球団が存続している
だけまだマシで南海や近鉄は球団そのものが
消滅してます。ファンの話を聞くと貰い泣きを禁じえない・・・
素直に巨人や阪神など「悪の枢軸球団」を応援すれば
楽しいんだろうなと思うんですが・・・・
我々はマニアックなものに走りすぎていろいろと損を
しているのかもしれません。
しかし今日も私は懲りずに思いっきりマニアックなアナを紹介
します。
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075 本岡なり美（画像左）
埼玉の至宝亀井薫の後を受け、08年度から「ひるたま」（ｔｖｓ）
アシスタントを担当、さらに夕方の「ごごたま」も担当していて
現在に至っている。テレビ埼玉のアナではないが
徐々に同局の「顔」になりつつある清純派アナ。
「ひるたま」ではテレ玉のカズこと渡辺一宏のアシスタント役
でほとんどお飾り状態だったが、「ごごたま」では積極果敢な
トークも見せ、存在感が出てきている。
私が面白かった記憶は、ある男性ゲストが
「本岡さんにデートにさそわれたらどうします？」という質問に
「僕は引いちゃいますね」と述べたときの、本岡の悲しそうな顔。
実はこれはオチがあって、その男性ゲストの発言の真意は
「自分は普段はモテないから若い子にいきなり誘われたら
何か裏があるんじゃないかと思ってしまう」とのことだった。
あのときの本岡の落ち込んだような顔が忘れられない。
とくにシャベリが上手なわけでもなく、アナウンスに特に
見所があるわけではないがふざけた所が全くなく
現在のテレビ界では奇跡とも言えるマジメキャラ。
こういう人がもっとテレビに出てくればいいのにと思う。
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076 黒木宏子（画像中）
千葉県のローカルケーブルテレビによく出てくる
マリーンズ専門番組「ロッテレビ」の司会を務めるお姉さん。
ニックネームは”クッキー”。当初、ジョニー黒木知宏の
嫁さんかな？と思ったがどうやらそうではないようだ。
普通、この手の番組は地に足のついてないアホギャルが
担当するものだが、黒木さんはまさに淑女そのもの、
オトナの女性である。私からみれば完璧としか言いようが
ない人選だ。
アナウンスもスマートなもので、美声派ではないが滑舌抜群、
さらにインタビューの受け答えも丁寧なもので
女性でありながら野球選手への質問としては的を射たもの
ばかりで感心させられる。
先日、彼女による堀幸一へのインタビュー取材を放送していたが
和やかな雰囲気でありながら「エロさ」も随所に見せる
私としてはニヤニヤしてしまう素晴らしいインタビューだった。
（堀もニヤニヤしていたが、彼はもともとニヤケた顔だ）
繰り返しになるが、こういう人がテレビにもっと出てきてほしい。
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077 高橋しげみ（画像右）
競輪ファンなら誰もが知る美人キャスター。若い頃は
モデルだったらしいが、９０年代から競輪中継を
担当するようになる。磯一郎（競輪実況の第一人者）の
熱血指導によりアナウンスの才能を開花。
「オッズ読みの女王」と呼ばれている。
「１－９、～倍、１－５、～倍」「１と７の組み合わせは～倍です」
などと場面に応じて瞬時にオッズをアナウンスする高等技術
には口の悪い競輪ファンも素直に唸るしかなく、
誰からも野次を飛ばされない競輪キャスターとして確固たる
地位を確立する。（主に関東を担当）。
さらに声質も素晴らしく、中音やや低めでスピント系と
いっていい美声。
実は一度、京王閣に行ったときに生で彼女の姿を見たのだが
「ものすごい美人」だった。顔が私の好みだからというのもあるが
フジテレビやTBSにはこんな美人いません。
１０年ぐらい前に特別競輪で当時実況を担当していた古舘伊知郎
と組んだような気がするのだがこれはちょっと記憶があいまい。
著書「高橋しげみの食べて歩いた競輪の街」（上毛新聞社）
も出していて競輪界に多大な貢献をしている。
私は基本的には江藤みき派だが、この高橋しげみをはじめ
工藤わこ、したらじゅん子など競輪アナはガチっとした
硬派な面々が並んでいるので好感が持てる。
今年の夏あたりに富永美樹（元フジテレビ）が中継ゲストに
出てきたときは富永の一人浮いた軽薄さに「引っ込め」といいたくなった
ぐらい競輪アナは押しなべてしっかりしている。競輪に興味がない方も
是非、中継を見て「本物のアナ」を体感してほしい。
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NHKのBIGスターアナ陣も凄いですが、UHFやケーブルテレビにも
「これは」と思えるアナは沢山いる。特に公営ギャンブルの
アナウンサーにはヘタクソがほとんどいない。これはギャンブル
のファン層がシビアで、さらに番組進行に専門知識が要求されるから
だと思うが（不勉強な人間は参入できない）、ほとんど大マスコミに
取り上げられないニッチな業界で素晴らしいアナウンスを披露する
彼女たちの奮闘努力には感服させられる。