末武里佳子/八塩圭子 | アナウンス研究コピペ保管庫

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末武里佳子/八塩圭子

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最近聞いた食べ方なのだが、プロセスチーズと奈良漬が
非常に食べ合わせがよくて、つまようじで双方を刺しとめる
とオツマミのようになる。食べ物というのは
組み合わせ次第で無限の可能性があり、料理炊事ほど
創造力を掻きたてられる趣味は他にないように思う。

女子アナの起用法も、例えば杉浦友紀→相撲中継とか
本田朋子→政治番組など、常識的には考えられない
ような組み合わせで担当を割り振っても、案外、番組が
躍動する可能性はあると思う。(杉浦が相撲中継担当
だったら2%ぐらい視聴率が上がるのではないか)。

テレ東は面白い局で、森本智子に小倉競輪祭を中継
させたり、松丸友紀にカンブリア宮殿を代打で担当させたり
ずっとスポーツ担当だった滝井礼乃前田真理子
報道アナに転身させるなど冒険心に溢れる起用の仕方を
する。(最近の新人アナの売り出し方は冒険しすぎの
感もあるが)。

ということで今日はテレ東。90年代から活躍している
現役テレ東アナの末武里佳子と、同社OG八塩圭子
取り上げたい。
テレ東がアナウンサー採用をはじめる前から同社に
在籍していた、TXフリークには馴染みのある二人だ。
___

064 末武里佳子(画像左)

97年テレ東入社。一年目は営業局に勤務していて
二年目からアナウンスの仕事をはじめた。
以前も触れたように、90年代は民放キー局の
新人アナ特集が週刊誌フラッシュに毎年6月あたりに
組まれることが恒例で、末武も2年目ながら新人アナ
として同誌に紹介されていたように思う。書かれていた
内容は覚えてないのだが、同誌に載っていた写真を
みて「テレ東も結構な美少女タイプを採用したな」と
当時思った記憶がある。

猫系の童顔で、黙っていても親しみやすそうな人。
声質は高め、ブリッコ気味ながら芯は割としっかり
していて、少しスピントも入っている。
若手でいうと顔はFBSの財津ひろみ、声はtvkの
小林咲夏をスピント系にした感じか。性格が明るくて
愛らしいタイプだが、バラエティに出演することは
ほとんど皆無。キャリアを通じてなぜか報道ばかり
担当している。同僚の池谷亨とキャラ的に相性がよく
ナレーションでもタッグを組むことが多々ある。
二人の楽しいやり取りは見ものだ。
最近、私は末武をあまり見てないが、若いころから
童顔であまり歳を感じさせない人。名の通り
末永く頑張ってほしい。
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065 八塩圭子(画像右)

93年テレ東入社。同期があの美声キャスター
大浜平太郎だが八塩も負けず劣らずの美声。
非常に厚みのある力強い声質で10年後輩の前田真理子
に通じるパワースピントの持ち主。若いころからとても
落ち着いている人で、テンパったりたじろいだりする
ことが皆無。
「アド街ック天国」を8年ほど担当しており愛川欽也の
ような大御所を相手に、年齢差を感じさせない軽妙な
トークを展開し好評を博した。03年に同番組のポジション
大江麻理子に譲ってテレ東を退社。退社前から八塩は
大江のアナウンスの才能を見抜いており、大江を
採用できなかった他局の見る目のなさを批判していた
ほど、見込んでいたようだ。(慧眼だと思う)。

八塩はアナウンスも力強いが、非常に「自立」を感じる
女性で、女子アナの生き方を論じた本を執筆したり
三十歳過ぎて大学院で勉強したり、現在は関西学院
で准教授の肩書きを持ってたりする。また浮ついたところ
がない一方,、時には軽いノリも見せる、民放アナとしては
非常に優等生的な人。
ただ、アホっぽい所が全くない、失敗も殆どないので
ツッコミ所がなくつまらないと思える面もあった。

森本智子をはじめとした後輩アナたちは
「最強軍団」といわれるほど実力派ばかりだが、
八塩がいる間に採用された女子アナが非常に優秀
だったところを見ると、実は彼女の同社における
影響力は大きかったのかもしれない。
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「アド街ック」は大江も素晴らしいが、番組をよく見てたの
はむしろ八塩の時代。よくビデオに撮ってまで見ていた。
レギュラー出演していた越川大介という人が好きで
現在の薬丸のポジションにいたが、個人的に薬丸より
越川のほうが言ってることがマニアックで面白かった。

当ブログが一段落ついたら、この「アド街ック」をヒントに
した街ガイドブログを次は作ってみたいなと思ったりも
している(街ガイドは得意)。