チバテレのC(コンサート)マスター 山口亜紀 | アナウンス研究コピペ保管庫

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チバテレのC(コンサート)マスター 山口亜紀

yamaguchi

04年春から06秋まで千葉テレビの「NEWS Cマスター」のMCを
務めていた山口亜紀。同番組に出ていたころは既に
フリーアナウンサーだったが、元は青森テレビ(96年入社)に
所属していた局アナだった。セントフォースの売れっ子中田有紀
同学年で96年は山口と中田が「あき」同士、同時に青森の局に入社
していたことになる(中田は日テレ系の青森放送入社)。

私が「Cマスター」で山口を見ていたのは3年ほど前。同番組に
出ていた山口は抜群に綺麗な人ではあるのだが、いつも
仏頂面で薄幸そうな雰囲気。しかしながら声質が格別に明るく
高音域の艶やかなリリコ・スピントを響かせる逸材で、はじめて
見たときから私は山口のことを「この人は全国屈指の美声アナだ」
と高く評価していた。

「ニュースCマスター」は千葉テレビの地元情報を主に取り上げる
ローカルニュース番組なのだが、じっくり見れば笑えるところが
たくさんある番組。山口と組んでいたサブMCが、コリン星ボイスで
おなじみ関口愛(せきぐちかな)と、当ブログでも既に紹介した
永山美穂。山口、関口、永山の3人ともスピントボイスの持ち主
だということが共通していて、私は「チバテレ・スリースピンター」と
彼女たちを呼んでいた。夜間のニュースにしては全員、声質が
いささか輝かしすぎで若干くどいと言えるところもあるが
迫力十分の美声を聴かせてくれた。

しかし山口・関口・永山よりも私が個人的に面白かったのが記者の
石山孝紀。短髪で柔道系のルックスの記者なのだが、番組中
あまり笑わない山口を和ませようとしていた。この番組がおかしい
のは、番組を通して記者の石山ばかりにニュースを読ませようと
していたこと。せっかく珠玉の美声女子アナが並んでいるのに
読みもコメントも石山がかなりの部分を担当していて極めつけは
「~ということが望まれますよね」とニュースに対してコメントした
直後にいきなり表情を変えて「次のニュースです。今日、千葉駅で・・」
みたいに原稿を読みだすこと。次は山口さんに読ませればいいじゃん!
と何度思ったことか。ただ、この石山は淀みなく無難なコメントをするの
が上手で、声質も悪くないし読みもイケる。激しく笑ったのは
「記者」なのにラグビーの実況をしていたことがあったこと。
「そんな記者いるわけないだろ!なんで肩書きが記者なの?(笑)」
と突っ込みたくなった。私個人は一応、石山を「広義のアナウンサー」
としている。山口の話から反れてしまったが、石山がいるから、
この番組は面白かったといえると思う。彼のことを考えると
今でも思い出し笑いをしてしまう。(私だけだとは思うが)。

ishiyama

石山孝紀 記者

3sp

チバテレ・スリースピンター (左:永山美穂、中:山口亜紀、右:関口愛)

山口がCマスターを降板したのは今からちょうど二年前の秋だが、
最終出演での彼女のリポートは本当に素晴らしかった。記憶が
違ってるかもしれないが、内容は確か捨て犬に関する取材だった
と思う。素晴らしかったのは山口が15分ほど一人でしゃべりつづ
けたこと。かなりの分量を声質を落とさず読み上げ、最後は自分の
言葉で番組を降板する自身の心境も含めて明るくコメント。
やっぱり実力派は違うな、と大いに感心させられた。
(現在のCマスターは山口も永山も石山もいないが、関口だけは
残っている。さすがは3スピンターだけあって、美声は健在。)

今は山口をチバテレビで見ることはないが、彼女の美声は永遠に
チバテレファンの心に残るだろう。私は彼女に敬意を込めて
「チバテレのC(コンサート)マスター」(※)と呼ぶ。

で、現在の山口は何をしているかというと「ダイワ証券TV」の
出演者に名を連ねている。ダイワ証券TVといえば、これまで
紹介した金原小織(現在は出てないようだが)や、
伸び盛りの岩崎良美をはじめ、内藤聡子、白沢みき、荻野奈緒美
重信香織
など層々たるメンバーを揃えていて、アナヲタとしても
注目したい映像コンテンツだ。

(※)コンサートマスターという言葉は男声に使う言葉であり
女性にはコンサートミストレスと本来は呼ぶのだが、男女区別を
つけないということで「コンサートマスター」で統一する傾向も
最近はあるらしい。

youtubeより。千葉といえばこの曲しかない!「想い出の九十九里浜」



MIKEといえばこれが好きだった。「白いx2白い珊瑚礁」オススメの名曲です。