NHKのヴィーナス 鈴木奈穂子 | アナウンス研究コピペ保管庫

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NHKのヴィーナス 鈴木奈穂子


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04年NHK入社。高松&松山放送局勤務の後、今春に
東京アナウンス室に異動してきた、並外れた美貌と色気で
アナヲタを騒然とさせている存在感抜群の若手アナ鈴木奈穂子
今日は特集する。


ちょくちょくと「お元気ですか日本列島」で私は姿を見ていたのだが、
今年の4月から担当している「首都圏ネットワーク」に登場する鈴木の
放つ色気は以前よりもさらに輝きを増してきている。

「NHKはなぜここまで本気を出すのか」「NHKにいったい何が

あったのか」と考えてしまうほど、彼女のフェロモンは強い。
私は録画で彼女の姿を見ることが多いが、本当はtvkの株式ニュース
に登場する岩崎良美を見たいのにいざ録画しようとすると、どうしても
NHKのほうを選択してしまう。W録画が出来る映像機器を買おうかと
検討しているほどである。いや、冷静に考えるとテレビのためにそこまで
する必要はないとは思うのが、そういう気持ちにさせてしまうのが鈴木の
凄み。極めつけは「もうすぐ8時プレマップ」。NHKのゴールデンの一番いい
時間に彼女が登場し、さっきまでクローズアップ現代を見ていたお父さん
たちの目を釘付けにする。この瞬間、視聴者が以降の時間をNHKと共に
過ごそうと決意をするわけだ。


では、一体、鈴木奈穂子をNHKはどういう位置付けで使うつもりなの
だろうか。一週間ほど前に本田朋子(フジテレビ)の回で述べたように

私の読みでは、鈴木は本田対策に起用されているように思う。
私はNHKがもし民放で一番怖いアナを選ぶとすれば本田朋子であると
思っている。というのは本来、私のようなNHKファンは、民放の番組と
いうとハナからバカにしてしまう所があり、何度も述べているようにフジや
TBSの騒々しい番組がテレビの画面に入ると反射的にNHKにチャンネル
を変える(私の場合はtvkに変えることもある)癖がついている。
しかしながら、本田朋子はその反射的な行動を躊躇させてしまう求心力
を持っていて、NHKが最もターゲットとしている私のような”頑固”で

”アンチ民放”的な視聴者を、奪っていく力があるのが本田だと思われる

わけだ。


そんな本田への対策として鈴木の起用があると思う。鈴木は以下の画像
を見ればわかるようにルックスや放たれるフェロモンの質において本田
にかなり似ている。やや切れ長の目にいやらしい口許、二人とも男なら
誰もが心乱されるような色気・美貌の持ち主である。しかし本田と鈴木の
決定的な違いは服装。本田はアイドル並に脚を露出したり派手な装い
で登場するが、鈴木はNHKらしく地味な格好で肌の露出はほどんどない。
本田が立教、鈴木が法政という出身大学のカラーの影響と見る向きもある
が、ここがむしろ私はNHKの狙いだと思っていて、あえて鈴木に本田と
同じような格好をさせればNHKの品位を落とすばかりか、民放の土俵に
乗っかってしまうことになる。本田よりも上手(うわて)を行くために意識的
に鈴木を地味に見せている部分はあると思う。(もちろん首都圏ネットワーク
では主婦の目を意識しているという意味もあるとは思うが)。


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左列・鈴木奈穂子(NHK)、右列・本田朋子(フジテレビ)


前にも述べたが本田を見る前に、鈴木を見ていればあえて本田を見る
必要はないという気分になるし、「プレマップ」に鈴木が出ることは
すなわち本田対策として成立していると思う。


アナウンスについて、鈴木は中音域勝負でトーンを下げたやや暗めで丁寧
な読みを展開するタイプ。声質は濁りが特徴の「天童スピント」を柔らかく

した感じでこれはNHKには珍しい。tvkの仲山今日子の声をライトにしたような
深みと渋みで勝負する個性的なアナウンススタイルだ。
井上あさひの回で述べたように、鈴木は本田を実力派に育て上げたタイプだと
私は思うが、ただ最近、本田をじっくり観察したところ本田もスピントボイスを
少しずつ仕上げてきているように見え、鈴木と並んでも負けない力をつけつつ
あるように思う。今の鈴木と本田は様々な側面においてライバル的な関係に
あるといえるのではないかと思う。


また実は鈴木はNHKの女王でおなじみ守本奈実と同期。それだけでなく
鈴木と守本は入局前にアナウンス予備校(テレ朝アスク)でも共に学んだ

仲で、まさに盟友といえる。守本は説明するまでもなくアナウンス界の

チャンピオンであるが、守本に足りないのは、(一応)フェロモン。私自身は

守本さんがどんなに髪型を失敗しても、どんなにカメラ写りが悪い時が

あっても「そんなところがますます大好きだぜ!」で済ますが、一般視聴者

の視線をいつでも瞬時に引っ張り込む力は守本より鈴木のほうが上だと思う。

守本にないものを持っているということで、互いに切磋琢磨できる二人は

良い同期だと思う。


50代の明石家さんまも鈴木のファンらしく、若者からお年より
まであらゆる世代の男性の目を虜にしてしまうNHKのヴィーナス
鈴木奈穂子は今後しばらくは東京アナウンス室を牽引しつづけるだろう。