八重歯のめざまし天使 杉崎美香 ② | アナウンス研究コピペ保管庫

アナウンス研究コピペ保管庫

アナヲタのための研究コピペを作成・保管します。

八重歯のめざまし天使 杉崎美香 ②

sugisaki2

前回(こちら)とりあげた杉崎美香の信越放送時代の話は後々に、
私が調べたものであり、実際に私が彼女をテレビで見るようになった
のは2003年末、つまり「めざにゅ~」出演からである。

はじめて私が見た「めざにゅ~」は、杉崎と当時の新人・石本沙織との
組み合わせで、まさか二人が後にアナウンス界のスーパースターに成長
することになるとは思えないような地味な印象だった。しかし斜めからの
アングルで杉崎の顔がアップでうつったとき、「ああ色白だなあ」と思った
のと、鼻のまわりにちらほらとソバカスが見えたのが可愛かったことを
記憶している。

杉崎の司会進行は至ってノーマルなものだが、コメントの途中で
テンパって間が空いてしまったり、動揺のあまりに連続で噛んでしまったり
肝心なところで失敗してしまうことが以前はよくあった。
キー局のアナは基本的に肝が据わっていて、いくら噛んでも間違えても
平気な顔でやり過ごせるツワモノが多いが、地方局出身で東京で活躍する
アナは、ミスするたびに軽いショックが顔に表れることが多い。杉崎も同じで
一旦間違えると以後数分のアナウンスがグダグダになり、見ている者も
冷や汗をかいてしまうことがしばしば。ファンは何度苦しい思いをしたことか。
一時期やってた5時台中盤のニュースへのコメントは見ていて息が詰まり
そうだった。「今日はちゃんとやってくれ・・・」と祈るように。

そんな杉崎がアナウンス界のDIVAと言われる所以は、やはり前回も述べた
ような持ち前の”超絶低音”リリコ・スピントにある。ライバル守本奈実の声
は高音域で勝負するスーパースピントボイスだが、杉崎は基本は低音域ながら
興奮したときや場を盛り上げるときは高音域にも入ってくる。杉崎は民放テレビ
ではフジテレビにしか出てこないが、フジテレビで杉崎と同レベルの美声を
持っている女子アナは過去、松井みどりぐらいしか思いつかない。どんなに
失敗しても噛んでも、トークが上手くいかなくても、この美声がある限り、
杉崎は無敵。
他の女子アナと共演するとあまりにも杉崎の美声が際立ちすぎて、
アンバランスになってしまうほど。彼女の声が「天使の歌声」と言われるの
はそのような理由である。

みかんのじかん(旧・東京初体験日記)というHPの日記は杉崎が
日々の生活のなかで目にとまったものをデジカメで撮った画像と、
コメントが添えられたもので、ブログが世間に流行る前から連日
更新されていて、2003年秋からまだ一度もサボったことがない。
一日も休まず、きちんとしたものを書いているのだから、私のよう
なブロガーも頭が下がる。「~を食べました」「~ちゃんと遊びました」
みたいなものは杉崎が書いたのでなければ誰も見る意味はないかも
しれないが、何年たっても彼女の素朴さとか、ピュアなところが
至るところに垣間見えてどうしても目が離せない。
杉崎の人気が衰えない秘密は、このコラムを読めばわかるという気も
する。彼女の人柄は人を惹きつけるものがある。

「みかんのじかん」が最近、出版化されたらしいのだがまだ買ってない。
握手会も今回は実施されたようなのだが、お台場に行くのが面倒なのと
うじゃうじゃとファンのなかに埋もれるのが恥ずかしいのがあって・・
行きませんでした。そもそもHPで見られるものを出版化しなくても
いいんじゃないかとも思うが、結局、私も買ってしまうと思います。
噂によると握手会で彼女に会って涙を流す人までいたらしく、
彼女のカリスマ性はアナウンス界でも異例なものだと思う。
私みたいな冷めた天邪鬼でも、杉崎になにか説教されたらうなだれて
しまうと思うし、彼女の言葉には素直に耳を傾けてしまうところがある。

ところで、香港歌手の陳慧嫻(プリシラ・チャン)という歌手が
低音から展開するスピントボイス、切ない目つきから笑顔、
表情まで杉崎美香にあらゆる面で似てる。

pchan

youtubeより、
陳慧嫻(プリシラ・チャン)- 千千闕歌(原曲・「夕焼けの歌」)
杉崎ファン必見だけど、この歌、良すぎ。
AH~因(イ尓)今晩共我唱♪
映像で最後に彼女を取り囲むファンは、杉崎ファン(信者)と
ダブって見えるのは私だけだろうか。



この人、かなりイイ声ですね。日本の歌手でいうと麻生よう子みたい
な位置付けかな。女王の歌唱だ。