純度ナンバーワン 枦山南美
私が女子アナを語る際に持ち出す概念「純度」の意味は
イマイチ理解されにくい。私が考える「純度」とは、
「花も恥らう乙女心」の意味で、いささかアナクロな響きの
する、しかしながら後世に残しておきたい概念である。
では、一体、どうやってそんな乙女心なんてものを判断できるん
だと更なる疑問が読者の方は湧くだろうが、これは誠に
申し訳ないことではあるが、私が勝手に対象となる女子アナを
見て、心を鷲づかみにするような強い乙女心を感じた際に
ポイントを適宜つけて、それを(脳内で)集計したもの
が純度の高さを表している、ということで理解していただきたい。
枦山南美(はしやまなみ)は女子アナウンス界では最もその
「純度」が高く、純度の最高値を表す指標となる存在である。
NHKの江崎史恵やセントフォースの皆藤愛子も枦山の純度
には一歩届かない。
上記に掲載した画像を見ていただきたい。
「この子は番組中なのに何を考えているんだろう」
「その円らな瞳は何を見てるの?」
と想像力をかきたてられないだろうか。枦山はことあるごとに
こんな表情をする。
女子アナとしては声もたいしたことないし、原稿は読めるが
特段「上手」とはいえない。それに美人というほどでも
ない。どちらかといえばパッとしない存在なのであるが、
この瞳や表情を見てるとなぜか、切なくなる。そんなとき、
私は枦山の純度得点を静かに加算するのである。
02年BSN入社、04年春に東京進出。現在はフリーで
三桂事務所所属のフリーアナ。アナウンス界のスターである。