まずは復習から~
ラバーの分類分けを以下の様にします。
高弾性ラバー
テンション系ラバー(従来型)
粘着ラバー
引き連れ系ラバー
曇り系ラバー
今日は現代卓球発達に大きな影響を与えたテナジーに代表される引き連れ系ラバーとドイツ系ラバーに多く最近人気急上昇中の曇り系ラバーを解説しましょう!!
現在の売れ筋ラバーのほとんどがこの2種類のどちらかに分類されます。
引き連れ系
前述のテナジーがまずこの系統の代表でしょう。あとは、ラクザ7シリーズ、ファスタークシリーズ(S-1はテンション系)、ヘキサーシリーズ(HDは曇り系)、テンゾンシリーズなどがあります。
曇り系
最近大ブームのラザント系、塩野選手の使用で脚光を浴びたブルーファイア系、ラクザ9、リズムなど。。。最近ホントに多くなりました。
まずは引き連れ系の特徴から解説しましょう。
一番の特徴は高い弧線を描く弾道でしょう!!
Aが従来のラバーだとすると引き連れ系のラバーはBのような弧線を描きます。実際はこの図よりもっと高く弧線を描きます。
球持ちが良く飛び出し角度が高い為、飛距離が出やすくなります。台から距離を取っての引き合いなどに威力を発揮します。
逆回転に強く上記の引き合い(上回転を上回転で返球)やツッツキ(下回転を下回転で返球)に力を発揮するのも引き連れ系の特徴です。
下回転を水平にスイングしてもネットミスしないとよく選手が言っていました。
だたし、回転の影響を受けやすく、レシーブ・ブロックなどに難点がある場合もあるかもしれません。
上記の特徴を理解して、引き連れの最も強いテナジー、少し引きつれの弱い他の引き連れ系ラバーを使い分けると良いと思います。
次に曇り系ラバーの解説に入ります。
一番の特徴は曇ったトップシートです。
分かりますか?左が曇り系ラバーです。右のブライス(テンション系)よりもシートが曇り粒が見えずらいのがわかるかと思います。
球離れが速くスピードが出ます。弾道も直線的になりやすくミート打法を多く使う選手に向きます。ただし最近の曇り系ラバーはスピン性能もかなり向上し、回転も掛かりスピードも出るといる万能ラバーへ進化しています。
ただし、質量がかなり重いですね。寿命も決して長いとは言えないと思います。
ってな感じで4回にわたりラバー解説をしてまいりました。
ラバーを知ればプレーが変わる!!
を合言葉にこれからも皆様の用具選びをサポートさせていただきます。ラバー選びは、日本一のラバー知識を持つ店長『しょうかい』までご相談ください!
皆様の応援が力になります以下より投票お願いします