各紙に掲載されていた、西村の大海へ対する「死ね」発言、まあ見出しだけで十分インパクトは大きかった。が、日刊の記事を見るとこの主審の態度が酷い事酷い事。抗議した人間に対し「うるさい!」だの「お前は黙ってプレーしておけ」だのとても一社会人の言動とは思えない威圧的な態度。「死ね」と言われりゃさすがに怒る。そんな大海に対し、「イエローを出すぞ」と恫喝。

報道どおり受け止めると、審判が自分が偉いと勘違いしている事が良くわかる。乱暴に書けば「俺様に逆らう奴は警告・退場」ということなのだろう。そんな勘違いした連中の下で選手が安心してプレー出来るのか。不当な判定に対する文句も言ってはいけないのか。西村の出来なんてものはハナっから信じてはいないが、プレーする側が大人しくなってしまうのではないか、という事の方が不安だ。

この試合でFCには警告ゼロで警告・退場は全て大分。試合は見ていないが正当なものかどうかも疑わしい。大分は次節二人出られない。彼らが何試合出場停止かは分からない。長い期間出場停止の例を見ると、
・バカ山に対して何も言っていないフッキが三試合の出場停止
・村上が小林祐三に対する二枚目のイエローを出そうとして、それを止めたチュンソンが四試合出場停止
これが正当なものとはとても思えない。そんなに審判は守られなければいけないものなのか。

「学校行って先生やってりゃいいじゃない」とこぼした李さんは数試合のベンチ入り禁止となった。それと比べるにも値しない「死ね」発言。彼らに対する制裁が何もないというのはおかしい。