朝の羽田には赤いチームの人たちが。あんた達は明日では?と思いつつも旅割使いたかったんだなと納得してみた。鳥栖に着いたら噂のかしわうどんを食してみた。290円であれだけうまい鶏肉が入っているのだからものすごく良心的だと感じた。確かにユーゴの言うとおり、カントリーな雰囲気は良く出ていたがその後友人に連れて行ってもらった喫茶店でパフェの種類が豊富なのに驚く。なかなかいいじゃない、鳥栖。スタジアムに入ると既に人が。2年前にアウエー広島戦の少なさを目の当たりにしているためどれくらい入るんだろうという不安はあったがあれだけの人がくるようになったんだなと少し感動。




  平本 バジ

 アナ    永井

  金澤 大野

青葉      柳沢

  萩村 デジ

    高木



新居を後から突っかけて5番がイエロー。このイエローには後から考えると見る人によって様々な印象を持っただろう。審判厳しいなと思った人もいるだろうし。私は5番のディフェンスの問題かなぁと感じた。新居が惜しいシュートを放った程度でそれほど大きなピンチは無かった序盤。しかしチャンスもそれほど無かった。覚えているのは一樹のホームランくらい。

新居がゴール前で突破を試みようとしたところで倒れる。ゴール裏からは特に何もしていないように見えたがここで5番にイエローが出て二枚目となり退場。せめてあの場面は注意だろうという思いもあるだろうがここはやはり一枚目が元々不要だったのだと思おう、と自分に言い聞かせていた。

が、やはり今日の審判はどこか目がおかしかったようだ。バジが後から倒されたのにはカードが出ないし、慎のファウルに至っては即座にレッドカードを見せていた。間違ってカードを出したのを知って慌ててイエローに代えていた(公式じゃアナにイエローとなってるな??)けれどあまり慣れてない審判なのかな?と思いきや大西だった。記憶違いでなければ5年前にアツを訳の分からぬ判定で退場させた糞審判と同一だろう。というかこいつがまだやってたのかと後から知って驚いた。悪い事は言いません、サッカー界から離れてください。



  平本 バジ

 アナ   大野

    根占

廣山     久場

  萩村 青葉

    高木



後半最初はヤナギに代えてのんびを投入。のんびが右サイドと思っていたが違っていた。慎を右に入れてのんびは左に入っていた。たまに上がっていたものの守備に回る事が多く4バックの左だったように思えた。序盤は縦ポンが精一杯だったヴェルディだが徐々にボールが繋がるようになった。右に抜けた一樹が右足のシュート、これは惜しくもキーパーに阻まれる。このカテゴリーでは技術は高いのんびが入ったことにより左サイドでもボールがまわるようになった。その後キーパーと1vs1のピンチを迎えたがここは義成が見事に防いだ。

後からのボールを受けたバジーリオ。巧いトラップで相手を交わして前に抜け出した。シュートが逆サイドに決まり10人のヴェルディが奇跡的に先制した。あんた凄いよバジーリオ、と感動したのだがそのすぐ後絶好のスルーパスに抜け出され新居に決められる。いけると思ったすぐ後に取られるとは残念。

しかし今日のヴェルディはこれでは終らなかった。一樹が突破してバジーリオに渡す。そのバジーリオから一樹へスルーパスが。この場面でゴールにパスをするようにキーパーの足の横を抜けてゴールに転がった。(あまりにきれいに1vs1になったので外すんじゃないか少し不安になったのは否定しません(汗))

この1点を守ったヴェルディ、アウエーで10人という不利な状況で見事に勝ち点3を手にした。



今日の選手達は素晴らしい試合を見せてくれた。これが分けや負けだったら5番に関してぼやいてたとこだろうけれど、その気持ちが薄れるくらいのものを見せてくれた。義成は久々に神セーブを一つ見せてくれた。急遽中央に入った青葉も不利な状況で良く守ってくれた。ハルは右サイドを走りに走った。真伍はヴェルディの繋ぐプレーを随所に見せていた。10人になっても勝ちたいという気持ちが十分に感じられた試合だった。一樹は途中ばてたのかな?という思った時もあったけれど相手の動きを把握できたのか最後の方はどんどんいい突破を見せていた。今日の審判に対する苛立ちもあり昔の一樹なら気持ちが切れていたかもしれないが、その苛立ちをゴールという結果でいいように爆発させたのは成長してるのかな、、、多分。トラメガを渡され発したコメントは「帰りの飛行機で一緒に帰りましょう」撤収かいっ。こうしてアウエーで続けて結果も残したのはファンにとっては嬉しいもの。私は1試合だけだが、2試合見た人にとっては喜びはもっと大きいだろう。有難う、一樹。また11番を自分のもとに着けられると思えるくらいの活躍を期待したい。