最早、まったく書いていないblogです。
どこぞの誰が見ているということも分からず。ですが垂れ流し気味に徒然と。
10年。
エムキチビートが2017年は10周年となります。
1月の18日~22日にその皮切りとして、座・高円寺1にて新作公演
『赫い月』
を上演します。
http://emukichi-beat.com/pg281.html
色々と取材を受けて。まぁ語ったは語ったのですが。
10年やったんだなぁ。と感慨も少し。
・・・ええ、少し。
演劇で子供を養っていけるくらいにご飯食べれてて。
この先スケジュールもぎっしりな幸せな状況で、何を言うかと思われそうですけれど。
もともと、高校時代に好きだった娘がでっかい劇団入って高校中退しちゃって。なにくそと思って明治大学の活劇工房に入ってみちゃって。
そんで大学もそのうち卒業しちゃって、照明のお仕事とモデルやら俳優やらである程度食ってて。ご縁から師匠に出会って。演出助手をやることになり。
その折に師匠に、
「キミは将来的に何になりたいんだ?」
と問われ
「演出家です(演出助手に付くんだし、劇団もやってんだから、そうなんだろう、たぶん)」
と答えたところから。私の演出家への道がスタートして。
そこから演出家になるなら15年かかるだろうなぁ。と思って8年。
演出助手として商業でちゃんとデビューしてまだ4年。
で、劇団をやってて。エムキチビートが劇団になって10年。
活劇工房の新入生歓迎公演から派生したユニットから数えると13年、だけど。
ようやく紀伊國屋サザンシアターで3000人入れることができて。
公共劇場から提携を組んで頂けるまでになりました。
若宮、太田、福井、大沼という所属俳優はどんどん老いていき。若い子は来ず。
何故かスタッフばかり充実していく・・・
なんか、たぶんですけれど。
演劇しか自分には無くて。
その自分を確認するのに劇団が必要だった。のだろうな。だからやれているのだろうな。
と考える次第です。
いや、何が言いたいかというと。今年から事務所に所属となりまして。まさか別所哲也さんを社長とお呼びする日が来るとも思えませんでしたが。そうなりまして。よりしっかり生きていかないといけなくなりました。
でも、これからも僕には演劇しかないのですから、演劇をもっと、ちゃんとやっていきたいと思って居る次第でス。
という訳で『赫い月』
自分の演劇をぶつけています。
たぶん再演不可能でしょう。
やー、やりましょうよ。お願いです。観に来てください。とても、僕は、命を懸けています。
いや、いつも一所懸命。一生懸命。それだけが僕の仕事の取り得なのだと思います。
主演の秋元龍太朗を、演劇界の最前線に連れてきます。