AMY GRANT「UNGUARDED」 | pseudology

AMY GRANT「UNGUARDED」

こんにちは。yas-noです。lml

AMY GRANT「UNGUARDED」(1985)
【★★★★】


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85年7th。BROWN BANNISTERプロデュース。本作で一気にメインストリーム化した作風は、極上の産業ロック/ロマンティック・ハードネス路線にシフト。ソングライターには、いつものMICHAEL W. SMITH、GARY CHAPMANに加え、WAYNE KIRKPATRICK、CHRIS EATON等、CCM界の職人ライターを起用。GtにDANN HUFF、MICHAEL LANDAU、コーラスにTOM KELLY、RICHARD PAGE、BILL CHAMPLIN、TOMMY FUNDERBURKと、メンバーも完璧。メロハー/産業ロック・ファンには、間違い無く本作が彼女の最高傑作です。

SURVIVORを彷彿させる煌やかなKeyアレンジと爽やかでポジティヴな歌メロが秀逸な産業ロック#1は、BILL CHAMPLINとTOMMY FUNDERBURKによる終盤のコーラスワークが強力。MICHAEL W. SMITH提供の#2は、如何にも彼らしい仄かな憂いを帯びたKey主体のハードポップ。レゲエのリズムに煌やかなKeyアレンジと柔和でポップなメロディを乗せた#3、軽快で爽やかなハードポップ・チューン#4に続き、これぞCHRIS EATONの本領発揮という強力な哀愁ロマンティック・ハードネスの#5。これは名曲。

少しプログレッシヴでスペーシーなKeyイントロの#6は、本編では一転して躍動感のあるBリフが前面に出た快活なアップテンポ。#7は、ファンキーなグルーヴの渋いR&Bポップ。#8は陰りを帯びたメロディが浮遊するスローチューン。厚みのあるKeyアレンジと爽快な歌メロが絡む#9は、またもやCHRIS EATONによる秀曲。流石CHRIS EATON。ROBBIE BUCHANAN提供の#10は、繊細な憂いを帯びたメロディが、ゆったりと静かな感動を呼ぶバラード。

1.LOVE OF ANOTHER KIND
2.FIND A WAY
3.EVERYWHERE I GO
4.I LOVE YOU
5.STEPPING IN YOUR SHOES
6.FIGHT
7.WISE UP
8.WHO TO LISTEN TO
9.SHARAYAH
10.THE PRODIGAL


Love of Another Kind by Amy Grant on David L in 1985


Amy Grant - Find A Way


Amy Grant - Everywhere I Go - Live 1986


amy grant - fight - live


amy grant - wise up...(lead me on tour)