AL DENSON「BE THE ONE」 | pseudology

AL DENSON「BE THE ONE」

こんにちは。yas-noです。lml

AL DENSON「BE THE ONE」(1990)
【★★★★】


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90年2nd。前作に比べると、よりメインストリームなポップ寄りになった作風で、キャッチーさは前作と同様か、それを上回るくらいなんですが、打ち込み多用で能天気系の軽いポップ感が目立ちます。まあ、それも悪く無いんですが、個人的には前作の方が好みです。

重厚なリズムとビッグなコーラスが絡むハードポップ#1、軽快なGtとゴージャスなKeyサウンドに乗せてポップな歌メロがドライヴする#2と、ポップな躍動感のあるオープニングの後、ゆったりとした大らかなバラード#3、繊細で美しいバラード#4、メロウでしっとりとした哀愁バラード#5と、バラードが続きます。

ホーンをフィーチュアした#6は、ファンキーでゴスペル・タッチのポップ・チューン。#7は、トロピカルな雰囲気のある快活でポップな楽曲。カラフルなKeyとダンサブルなリズムの#8も、快活でポップなメロディが躍動します。女性Voとデュエットしたしなやかなバラード#9はやや凡庸ですが、ラストの#10は、繊細で物悲しいピアノとGtの音色に乗せて、憂いのメロディが徐々にポジティヴに盛り上がって行くバラードで、こちらは秀逸な出来。

1.I'VE GOT SOMETHING TO SAY
2.IT'S ONE THING TO SAY IT
3.NOTHING CAN SEPARATE US
4.BE THE ONE
5.TESTED BY FIRE
6.HIGHER CALL
7.FALL INTO PLACE
8.SEE YA AT THE PARTY
9.NO LOVE LOST
10.NEVER OUT OF HIS LOVE


Al Denson - I've Got Something to Say


AL DENSON - Be the one