LEVITICUS「I SHALL CONQUER」 | pseudology

LEVITICUS「I SHALL CONQUER」

こんにちは。yas-noです。lml

今回のCCM特集は、スウェーデンのクリスチャンHRバンド、LEVITICUSです。81年に3人組として結成されますが、楽曲は全てGtのBJÖRN STIGSSONが書いています。82年にEP「STÂ OCH TITTA PÂ」をリリースしますが、これをプロデュースしたのが、後に加入するPEO PETTERSSONでした。

LEVITICUS「I SHALL CONQUER」(1984)
【★★★】


TSUTAYA×メタル pseudology-leviticus_ishall

84年1stフル。84年にオリジナルがスウェーデンでリリースされ、翌85年にジャケを変えてアメリカでリリースされたようです。僕が持っているのは、82年のEP「STÂ OCH TITTA PÂ」から3曲を加えて00年に再発された盤で、ジャケはアメリカ盤が使われています。70年代HR的な味のある渋いGtプレイと、NWOBHMっぽい直線的でハードエッジなGtリフのHR。今聴くと少し古臭さを感じさせますが、格好良い部分もあちこちに見て取れます。

陰りを帯びたGtリフと哀愁の歌メロがドライヴする#1、歯切れ良いカッティングのGtリフの#2、ストレートに突進するアップテンポ#3あたりは、モロにNWOBHMっぽい雰囲気が漂っています。一方、インプロヴィゼーション満載の渋いGtプレイをフィーチュアした#4、華やかKeyサウンドとポップなメロディが快活に弾ける#5等は、70年代HRっぽい趣。

#6は、繊細でメランコリックな叙情バラード。ダイナミックなGtリフ#7は、哀愁のサビでスピードアップするのが格好良いです。#8は、R&R的なノリのアップテンポ。本編ラストの#9は、重厚なKeyをフィーチュアしたメロウなパワーバラード。ボートラは、リフ・オリエンテッドな#10、ポップなKeyをフィーチュアした#11、プログレっぽいスペーシーな浮遊感漂う70年代的なスローチューン#12と、それぞれ異なったスタイルながらも、本編と同じような雰囲気を感じさせる楽曲です。

1.I SHALL CONQUER
2.LET ME FIGHT
3.HE'S MY LIFE
4.DOUBT
5.ACTION MORE THAN WORDS
6.ALL IS CALM
7.DAY BY DAY
8.STRIVE FORWARDS
9.PSALM 23
10.FÖLJ MIG
11.LEVA SOM HAN LÄR
12.MIN MÄSTARE


Leviticus - Let Me Fight