KHYMERA「A NEW PROMISE」 | pseudology

KHYMERA「A NEW PROMISE」

こんにちは。yas-noです。lml

KHYMERA「A NEW PROMISE」(2005)

TSUTAYA×メタル pseudology-khymera_new
EMPTY TREMORのDANIELE LIVERANIが中心となったイタリアのメロディアス・ハード05年作。前作はSTEVE WALSHだったVoは、今作ではDENNIS WORDに変わっています。楽曲はほぼ外部ライターの提供によるものですが、そのクオリティは流石の一言。実にハイクリティなメロハー/産業ロック・チューンが揃っています。先に聴いた次作の3rdも傑作でしたが、この2ndも遜色無い出来映えです。

本作で唯一DANIELE LIVERANIが作曲した重厚でシリアスなオープニング・インスト#1に続き、煌やかなKeyアレンジに爽快感溢れるキャッチーなメロディが躍動する#2へ。タイトなGtリフに哀愁の歌メロが絡む佳曲#3。柔和なKeyアレンジをフィーチュアした軽やかな産業ロック・テイストな#4は、38 SPECIALのDON BARNESが楽曲提供しています。大らかで美しいメロディのバラード#5に続く、ハードエッジなGtリフに少しブルージーな歌唱を乗せたHRチューン#6は、MARK FREE、BRUCE GOWDY等による楽曲。

再びDON BARNESが提供した#7は、如何にも38 SPECIALを彷彿させるブルージーな渋みと産業ロック的なキャッチーさが同居した佳曲。JEFF SCOTT SOTO提供の#8は、ポップで快活な躍動感溢れるハードポップ。美しいKeyをフィーチュアした華麗な前半部分から徐々に温かい歌メロが盛り上がっていくパワーバラード#9、哀愁のヴァースから高揚感のあるサビメロに展開するメロハー・チューン#10と続き、名ソング・ライティング・コンビRANDALL母娘作曲の優しいパワー・バラード#11へ。胸に迫るマイルドな哀愁メロが秀逸な極上産業チューン#12、本編ラストは切ない哀愁バラード#13で幕を閉じます。ボートラの#14は、#11のアコースティック・バージョンです。

1.NEW PROMISE
2.ALONE
3.LET IT BURN
4.LOOKING FOR YOU
5.ALL THAT I HAVE
6.THE DAMAGE IS DONE
7.AFTER THE WAY
8.YOU CAN'T TAKE ME
9.TOMORROW NEVER COMES
10.FIELDS OF FIRE
11.IF YOU DARE TO DREAM
12.GIVE IN TO THE WORLD
13.ALL IS GONE
14.IF YOU DARE TO DREAM (ACOUSTIC VERSION)