RICK CUA「TIMES TEN」 | pseudology

RICK CUA「TIMES TEN」

こんにちは。yas-noです。lml

RICK CUA「TIMES TEN」(1995)
【★★】


TSUTAYA×メタル pseudology-rickcua_times

95年10th。このアルバムでは自らプロデュースを手掛けています。全10曲をBOB HALLIGAN JR.が作曲した初めてのアルバムとなりましたが、歳月は才人からも能力を奪ってしまうのでしょうか、見事なまでに期待外れの出来映えです。ブルーズ/カントリーに回帰したようなオーガニックでリラックスしたムードが支配的で、軽快で朗らかな楽曲にしても、雰囲気は良いものの全くフックに欠ける凡庸なメロディばかり。唯一#6、#10がまだマシな部類。

陽気なラテン系のノリの軽快なロック・チューン#1。朗らかなメロディが軽いアレンジでドライヴする#2。明朗な歌メロとオーガニックなアレンジがニュー・カントリー的な#3。ブルージーな渋い哀感が染みるバラード#4。完全にレイドバックした朗らかでヌルいカントリー・チューン#5

ハートウォーミングなメロディをポップに聴かせる#6。繊細でゆったりとリラックスしたバラード#7。マッタリとしたグルーヴのブルーズ・ロック#8。大らかなハモンドをバックにゆったりとした歌メロを聴かせるスロー・チューン#9。オーガニックなアレンジながらも軽快なドライヴ感が心地良いロック・チューン#10#11は、#1のサビメロを繰り返すだけの短いアウトロ。

1.ITALO AMERICANO
2.NEVER GIVE UP
3.HIGH COUNTRY
4.SLOW SAILIN'
5.BUILD A BRIDGE
6.BROTHERS & SISTERS
7.WHENEVER I
8.CAN'T COME DOWN
9.I KNOW YOU'LL BE THERE
10.BULL BY THE HORNS
11.ITALO AMERICANO (REPRISE)