AMON AMARTH「SORROW THROUGHOUT THE NINE WORLDS」他 | pseudology

AMON AMARTH「SORROW THROUGHOUT THE NINE WORLDS」他

こんにちは。yas-noです。lml

02年作「VERSUS THE WORLD」には、"VIKING EDITION"という事で、初期音源が諸々収録されたボーナスCDが付いていましたので、エントリーを分けて感想を書いてみます。

TSUTAYA×メタル pseudology-amonamarth_sorrow

まずは、98年作「ONCE SENT FROM THE GOLDEN HALL」の代表曲"VICTORIOUS MARCH"をリメイクした#1。哀感を存分に感じさせる重厚なGtリフがリードする威風堂々としたミドルで、02年当時の楽曲に通じるスタイルを感じさせます。

続いて#2#6は、96年の1stEP「SORROW THROUGHOUT THE NINE WORLDS」収録曲。如何にもメロデスっぽい華やかで叙情的なGtフレーズが舞う#2、爆発力のある突進パートとメランコリックなスローパートが交錯するドラマティックな#3、IN FLAMESあたりに通じる初期北欧メロデスっぽい叙情リフ満載の#4、慟哭のメロディを刻むメロディアスなGtリフのミドル#5、ゆったりとした叙情メロが緩急を付けながらドラマティックに展開するミドル#6と、割とオーソドックスなメロデスをプレイしています。オリジナリティはありませんが、ある意味この時期の方がメロディアスで華のある楽曲だったかも。

#7#9は、94年の自主制作デモ「ARRIVAL OF THE FIMBUL WINTER」収録曲。1stEPにリメイクで収録された#7#8、同様に細かく刻まれる哀愁タップリのGtリフと泣きのソロをフィーチュアした#9と、1stEPの契約獲得の礎となった北欧メロデス色の強いデモ3曲。

#10#14は、93年の自主制作デモ「THOR ARISE」収録曲ですが、ここから極端にサウンド・プロダクションが悪くなります。非常にスピーディーで細かく刻むGtリフやブラストビートなど、ブラックメタルっぽさも感じさせる#10、ブラストビート全開のブルータルな突進パートと重厚なスローパートが交錯する邪悪な#11、スラッシーに疾走する導入部からヘヴィで重厚なスローパートに移行し、メロディアスなソロを挟んでドラマティックに展開していく#12、ブラスト&スラッシュビートで爆走する中にメロディアスなGtフレーズを織り込んだ#13、ラストはBLACK SABBATHのヘヴィなカヴァー#14と、ブラックメタルからの影響が感じられる初期音源です。

1.SIEGREICHER MARSCH (VICTORIOUS MARCH)
2.SORRROW THROUGHOUT THE NINE WORLDS
3.THE ARRIVAL OF THE FIMBUL WINTER
4.BURNING CREATION
5.THE MIGHTY DOORS OF THE SPEARGOD'S HALL
6.UNDER THE GREYCLOUDED WINTER SKY
7.BURNING CREATION
8.ARRIVAL OF THE FIMBUL WINTER
9.WITHOUT FEAR
10.RISEN FROM THE SEA
11.ATROCIOUS HUMANITY
12.ARMY OF DARKNESS
13.THOR ARISE
14.SABBATH BLOODY SABBATH


Amon Amarth in german Victorious March Siegreicher Marsch


sorrow~throughout~the~nine~worlds~ AMON AMARTH


Amon Amarth RARE Arrival of the Fimbul Winter


Amon Amarth - Burning Creation