ASIA「PHOENIX」 | pseudology

ASIA「PHOENIX」

こんにちは。yas-noです。lml

昨日は家カレーだったんですが、ボイルしたキャベツにカレーをかけてみました。キャベツたっぷりの具沢山カレーシチューみたいな趣で、これはこれで(゚Д゚)ウマー!でした。

curry0907


ASIA「PHOENIX」(2008)

asia_phoenix
イギリスの産業ロック08年作。25年振りとなるオリジナルラインナップでの新作です。ASIAは常に良いアルバムを作り続けていましたし、JOHN WETTONのソロ作も出来は良かったしで、アルバムの出来には期待していたものの、敢えて再結成する意味あるの?なんて斜に構えて見ていたんですが・・・。いやー、これは素晴らしいわ。完全に初期の雰囲気を再現しつつも、焼き直し感を感じさせない素晴らしい楽曲を産み出しています。

1音目から既にらしさ全開な緊張感に満ちた哀愁キラーチューン"NEVER AGAIN"、壮大なファンファーレを思わせるKeyイントロから繊細で憂いを帯びたヴァースメロへの流れが素晴らしい"NOTHING'S FOREVER"、マイルドな慈しみを感じる包容力のあるバラード"HEROINE"、幻想的なムード漂う導入部から雄々しくもキャッチーなサビメロを持つ楽曲へ展開するプログレッシヴな組曲"SLEEPING GIANT/NO WAY BACK/REPRISE"、爽快で軽やかなメロディが躍動する"ALIBIS"、WETTON節の本領発揮とも言える美しく神々しいメロディが胸を打つ"I WILL REMEMBER YOU"、キラキラと輝くスペーシーなKeyとハートウォーミングでキャッチーなメロディが絡む"SHADOW OF A DOUBT"、叙情的で浮遊感のある歌メロから、スリリングなDrに叙情的なGrとKeyフレーズが絡む緊迫したインストパートに移行し、穏やかながらも情熱的なフィーリングが込められたGtソロで幕を閉じるドラマティックな組曲"PARALLEL WORLDS/VORTEX/DÉYÀ"、プログレッシヴな感性と美しいメロディが融合した"WISH I'D KNOWN ALL ALNONG"、カヴァー曲ながらも見事にアルバムの雰囲気にマッチした叙情的で感動的な美しいメロディが舞うバラード"ORCHARD OF MINES"、優しく朴訥なメロディを綴る"OVER AND OVER"、仄かな憂いを含んだヴァースから開放的で心温まるサビメロへの展開が素晴らしい"AN EXTRAORDINARY LIFE"の全12曲、もう見事なまでに非の打ち所が無いASIAクオリティを現出させています。やはり(WETTON脱退後も含めて)ASIAに駄盤無し!