ANDREW W.K.「THE WOLF」

こんにちは。yas-noです。lml

風邪をひいてしまいました・・・。

ANDREW W.K.「THE WOLF」（2003）

アメリカのロックシンガー03年2nd。全曲全力疾走な勢い満載だった1stに比べて、一歩引いたミドル／スローの楽曲が増えており、アルバム全体の起伏を意識したような作風になっています。流石に前作の路線を継続したら、全く同じ印象のアルバムになっちゃうという事でしょうか。

楽曲の構造も過剰にノイジーなアレンジを施したエレポップというよりは、アリーナロックっぽい雰囲気になって、前作での特異性は少し薄れ、ある意味普遍的でキャッチーなロックになったという印象も受けます。ポジティヴで希望に満ちたメロディ、大仰でスケールの大きな構成、全編を覆うピアノアレンジ等が、何となくMEAT LOAFなんかを思わせたり。クオリティ自体は上がった気はしますが、前作の方が好き。