ALLIANCE「S.T」 | pseudology

ALLIANCE「S.T」

こんにちは。yas-noです。lml

昨日は、YKNK先輩とドキンちゃんMさんと焼肉に行きました。いつも通り焼肉はそんなに好きじゃないのでどうでも良いんですが、唐辛子をたんまり追加したユッケジャンクッパが(゚Д゚)ウマー!でした。食べてる最中に写真撮るの忘れたので、終了後の炭の写真。

yakiniku


ALLIANCE「S.T」(1982)

アメリカの産業ロック/AORハード82年作。(オフィシャルなのかどうか知りませんが)RETROSPECTからの再発盤です。BURRN!のいにしえ特集でも紹介されていましたが、これは本当に素晴らしい名盤です。どちらかと言うとAOR寄りのメロウな楽曲が多く、バラエティ豊かかつ抜群に冴えたメロディ、聴かせ所を押さえたGtや絶妙な彩りを付加するKey&コーラスといった秀逸なアレンジ、張りのある伸びやかなハイトーンVo、良好な音質と、文句の付け様がない完璧な出来映え。

渋いサックスが哀感を漂わせる哀愁のアーバンAORハード"I DON'T WANT TO LEAVE YOU THIS WAY"、リリカルなエレピと繊細な泣きのGtアレンジに強力な哀愁メロを乗せたキラーバラード"DON'T TELL ME ABOUT IT"、ロングトーンの泣きのGtフレーズとウォームなKeyアレンジに、ソウルフルな哀愁を漂わせる歌メロが強力な"HOW DOES IT FEEL"、往年のメロディアス・ロックといった風情のキャッチーなアップテンポ"STOP"、STYXあたりを思わせる壮大なムードのパワーバラード"HEAVEN CAN WAIT"、緊迫感を帯びたハードエッジなGtリフ&リリカルなKeyアレンジに、シアトリカルなコーラスワークが絡むスリリングな産業ロック"MAKE IT RIGHT"、少しRAINBOWっぽさもあるストレートなHRチューン"LOVE ON THE LINE"、煌やかで明るいKeyフレーズに朗らかなメロディを乗せた"SWEET DEVOTION"、甘く優しいメロディの穏やかなバラード"I NEED YOU NOW"、NEW ENGLANDの明るめの楽曲を思わせるようなキャッチーな産業チューン"MAKE BELIEVE THAT YOU LOVE ME"と、全10曲が最高の出来。

いやはや本当に良いわ、コレ。特に"MAKE IT RIGHT"までの前半部分の充実振りが半端じゃない。そのせいで、相対的に後半が弱く感じられてしまうんですが、普通に聴けば後半の楽曲も佳曲以上。僕の好みにモロドンピシャの傑作です。