POINT
I play soccer. 私はサッカーをします。
英語の肯定文は,「主語+動詞」(~は…である,~は…する)の順番になっています。
動詞には,「be動詞」と「一般動詞」があります。
「一般動詞」の肯定文を学びます。
主語+一般動詞+目的語.
という語順になっています。
一般動詞の後にくるものを,「目的語」と言います。
「目的語」は日本語では「~に,~を」と訳されます。
be動詞の意味は,(1)イコール(…は~である。)と(2)存在(~がある。~がいる。)でしたが,一般動詞にはそれぞれの動詞に様々な意味があります。英語を学んでいる限り,一般動詞とその意味はずっと覚えていかなくてはならないほどたくさんあります。
Words
- like (動)…を好む,…が好きである →一般動詞です。目的語は普通「~に,~を」と訳せますが,likeの場合は「~が」となります。
- soccer(名) サッカー →イギリスではfootballと呼ばれます。正式名称は,association footballですが,省略した言い方のsoccerが定着しています。
- camera(名) カメラ
- ball(名) ボール →投げたり蹴ったりするボールです。料理のボウルはbowlという綴りです。
- cap(名) 帽子,野球帽 →全面につばのある帽子はhatと言います。
- play (動) (スポーツ)をする,(楽器)を演奏する,遊ぶ
- have(動) を持つ,持っている,飼っている,食べる,飲む
- in (前) …の中に,…の中の →「前置詞(ぜんちし)」と言います。「前に置く詞(ことば)」という意味です。何の前に置くのでしょうか。in Tokyo東京で,in this room この部屋の中で,in my bag 私の鞄の中に そう,名詞の前に置く言葉です。この課は,一般動詞と共に,前置詞を学ぶ課でもあります。"in"の訳は,「中」ではありません。「中」は「内側」という意味の名詞です。「…の中に」「…の中で」と覚えてください。前置詞は,後に名詞が来ることが想定されているため,「…(何々)」をつけて覚えます。「に」や「で」というのは,前置詞は前の名詞や動詞にかかっていく(修飾する)ことが想定されているからです。
- bag(名) 鞄,袋 →日本語は,鞄と袋を使い分けていますが,英語はbagです。私が19歳のとき,初めての海外旅行でイギリスに行き,ガソリンスタンドで買い物をしたときに,インド系の店員に"Do you need a bag?"と言われたのですが,それすら聞き取れませんでしたorz。
- the(冠) その… →theとa[an]を冠詞(かんし)と言います。冠(かんむり)は頭に被(かぶ)るものですが,名詞の頭につけるので冠詞といいます。a[an]を不定冠詞(ふていかんし)といい,「1つの」という意味を表します。「1つ」であれば,どの1つでも良いので特定のものと決まっていないため「不定」がついています。theは,「決まったもの」「特定のもの」を表すため「定冠詞」といいます。単数でも複数でもつきます。
例)an apple 1つのりんご the teachers その先生たち
- for(前) …のために(目的や理由を表す)
- much(副)たくさん,大変
- very much とてもたくさん,大変,非常に →veryは日本語にすると「とても」「非常に」ですが,ここではmuchを強調する役割を果たしています。日本語では,「とてもたくさん」と二重に強調するのは変なので,very muchで「大変」や「非常に」と訳しておきます。
- at school 学校で →schoolにaやtheなどの冠詞がつきませんが,それは熟語だからです。学校の本来の目的である授業のために学校にいることを表す「学校で」はat schoolで,単に場所を表すだけの場合は,at the schoolなどとなります。
- every(形)…毎に,毎…
- every day 毎日
本文
私は,私の鞄の中にボールを持っています。
これがそのボールです。
それはサッカーのためです。
私はサッカーがとても好きです。
私は毎日学校でそれをします。
解説
- I have... haveは「持つ,持っている」などの意味を表す一般動詞です。haveの右に来ている"a ball"を「~を」と訳します。
- in my bag →my bagだけなら,「私の鞄」です。このまとまりが,inの後ろに来ていると考えます。このように,前置詞の後に来るものは1語とは限りません。どういうまとまりなのかを見る必要があります。
- the ball 上の文で"a ball"と言っています。この文においては,鞄の中にボールがあることを相手に伝えたいだけなので,どんなボールでも良いのです。This isの文では,鞄の中から取り出した特定のボールになるのでtheがついています。
- This is..., It is... ここはbe動詞の文です。be動詞は「イコール」を意味しています。
- I like... like「…を好む,…が好きである」を意味する一般動詞です。very much「大変,とても」でlikeの意味を強めています。このように動詞の意味を強める(修飾する)役割をする語(句)を「副詞(ふくし)」と言います。
- I play... →itはsoccerを指しています。このように,「これ」「あれ」「それ」「この」「あの」「その」などの指示語が出てきたら,その都度その言葉が何を指すのかを考える必要があります。英語の語順で訳すと,「私はするそれを学校で毎日」となってしまい,日本語としては通じにくいので,通常英文の後ろから訳してくることになりますが,英語を読んでいるときは,英語の語順で何を言っているのかを理解した方が良いです。