6月11日(Thu.)
昨日は1日雨が降りました。
夕方になって雲が切れ始めたので天気が回復するのかと思ったら、、、
今朝も早くに雨が降った様子。。。。。
気温も下がって寒い。
まるで日本の梅雨時のような。
いったいどうしちゃったんでしょうね。。

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昨日記事にしたグラジオラス
どうしてイエローベースとのご質問がありました。
コメントでお返事しましたが写真つきで解りやすくしてみます。

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こちらは以前アップしたピンクのグラジオラス

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で、同じときにアップした黄色いグラジオラス
いろいろな色がありますよね。
それらの色はイエローベースかブルーベースに分けることができます。
イエローベースは黄色いフィルターをかけたような黄みを帯びた温かみのある優しいイメージの色。
ブルーベースは青みを帯びた涼しげでさわやかなイメージの色。

黄色はイエローベース、青はブルーベースではなく
黄色の中にもイエローベースの黄色、ブルーベースの黄色があるんです。
赤・青・緑等他の色にも同じことが言えます。

そして、光・植物・動物・人もイエローベースブルーベースに分類することができるんです。

植物は黄みがかった花には黄みがかった茎・葉が、青みがかった花には青みがかった茎・葉がついています。
自然界の摂理ですね。1個体の調和がとられているわけです。
ベース統一は自然調和といえるんです。

以上のことを頭に入れながらグラジオラスを見てみましょう。

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2枚の写真の茎・葉を見比べてみてください。
黄色いグラジオラスの茎・葉はピンクのグラジオラスに比べて青みがかって見えませんか?

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そうしてみると黄色は青みを帯びていて、ピンクは黄みを帯びている。
これらを総合すると黄色いグラジオラスはブルーベース、ピンクのグラジオラスはイエローベースとなります。
次に

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同じ場所に咲いている赤とピンクの茎と葉は色の見分けがつきません。
黄色の茎・葉と見比べると違いがわかりますね。

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これらのことからこの赤いグラジオラスはイエローベースとなります。
それもこの花は赤ではなく赤みの紫という色なのです。
紫の中で唯一イエローベースに調和する色です。

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ピンクの花の中心が赤みを帯びた紫であることに気が付かれましたか
自然調和、知れば知るほど興味深いです。
これから植物(花・野菜・果物など)をみるときにちょっと思い出してみてください。
生活の中に彩りが溢れだすかもしれないですよ~


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