アップアップガールズ(2) シリーズの第二弾ですね。 

彼女たち、グループ名もずっとこのままで行くんですかね。

それはそれでまた人生です。面白いですね。 

さて、そんな彼女たちへの楽曲。どうせやるならシリーズでということで進めておりますが、当初は「ま、きっとたいして歌える子もいないだろうしな」と少々開き直りモードな感覚から第1作目を進めたんですが、何を何を。歌にパワーのある子も、リズム感のある子も含めて、説得力のある歌を歌えるチームであることを確信しました。

よって、第二弾は少々力のいる楽曲にチャレンジしてもらいました。

特に前半はリズムが隠されているので、聞こえてくるより倍やそのさらに倍のリズムで音を取りがちなので、高いリズム読解力を必要とします。Bメロからは一気にリズムをささえる楽器も増えて誰でもリズムが取れるようになり、サビからさらにスネアの数が倍になるので、リズムは取りやすくなります。この時に細かく16ビートを感じて歌えるか、踊れるか(振り付けもふくめて)リズムを取れるかでこの曲の表現が変わってくるでしょうね。本人たちも細かい意識が踊るたびに毎回必要なポイントです。

歌詞に関してですが、付き合っている二人のお話です。 彼氏は日々平凡な毎日の中で、「今日も会おうよ」とか「週末どこ行く?」とか、彼女と会っていわゆる普通に彼女との時間を過ごしたいって思ってます。

ですが、彼女の方は、彼のことは好きだし、会うのはいいんだけど、こんな毎日って人生の何になるんだろう。将来の意味につながるのだろうか。と、ちょっと平凡な日々や、少しサボってる感じのする自分への疑問が出てきた頃のお話で。

きっと、「ねえ、来年とかどうする?」みたいな話を彼に投げても「え?来年とかわかんないよ」ってくらいいい加減な返事でもあったのでしょうか。そこからはあんまりそういう質問はしなくなって、逆に自分のしたいこと、考えたいことがある時は「私今から自分の世界に浸るから頭の中に入ってこないでね」って思ってるのがこの歌詞のシーンです。

どうでしょう。頭に絵が浮かびましたか?!

ちなみにサビの真ん中で「かかって来なさい」って言ってるのは、彼氏にじゃないことはわかりますよね? これは世の中とか見えない敵とか時代とか、そういうものに対して訴えているわけです。 

彼女たちはアップアップガールズ(2)を初めてどれくらいになるのかわかりませんが、メンバーがちょっと遠い将来を語った時に真剣に聞いてあげないと、「わかった。私一人で考えるから」と壁を作られちゃいますよ!!ファンのみなさま!

 

 https://www.youtube.com/watch?v=Niui962UROI

MVに関しては衣装やダンスは僕のコンセプトではないのでコメントはしませんが、ただ、このビデオを観て思ったのは、色白いメンバーの白さはさらに際立ってとても大人っぽく、人間味を感じて、とてもよかったです。

ちなみに彼女たちを見てるアップアップガールズ(仮)の動画も見ました。みんな大人になっててそれも笑えました。

https://www.youtube.com/watch?v=3rtNxn-zwl0

 

ということで、「かかって来なさい!」って本人たちも言ってるので、ファンの皆様、是非、ライブでは勝負を申し込んでかかってやってほしいと思います。

メンバーが余裕こいて踊ってる場合じゃなくなるくらいに熱く、ねっ!

 

 


■アーティスト:アップアップガールズ(2)
■発売日:2018年12月25日
■コード:TPRC-0218
■発売元:T-Palette Records