つんく♂コメント 『ドリムス。①』

お待たせしました!というべきでしょう。
モーニング娘。のOG達で結成した「ドリーム モーニング娘。」

モーニング娘。在籍時代はほとんどのメンバーが10代だったわけだが
現在は30歳越えのメンバーも多数います。

そんな奴らが集まってどうなるかと思ったけど、
思った以上にみんな成長していて集中力もあって
曲もちゃんと覚えてくる。

「なんや!お前ら、その集中力を現役時代に持ってたら・・・」

なんて冗談も言いましたが、
みんな現役時代も必死で日々送ってたわけやし、
今は今でいろんな仕事をこなす中で集中のさせ方や
時間の使い方を覚えたんやなぁって思いました。

一人一人の歌のRECした声を聞いていると
当時からリズムの悪かった奴は悪いまんまやし、
滑舌の悪い子は悪いまんま。

でも、なぜか全員の歌が重なるとすごいパワーとなり、
そしてなぜかモーニング娘。勝りの迫力に仕上がるのがすごい!って
感動を覚えたものです。

皆様もそんな事を感じながら「ディスク1」を聞いてください。
「ディスク2」は懐かしくもあり、そしてやはりモーニング娘。の原点であるべき
ナンバーが沢山詰まってます。
涙ながらに聞いてくださいね!ディスク2の当時のライナーノーツは
こちら
Memory 青春の光
LOVEマシーン
ハッピーサマーウェディング
I WISH
恋愛レボリューション21
ザ☆ピ~ス!

ディスク1のライナーノーツ。
M-1「あっと驚く未来がやってくる!」
書きおろし曲です。
彼女達らしいパーティーナンバーです。
ほのぼのでもあり女の戦場でもある、そんな場面を
想像しながら書きました。
今のあの子たちでもあり、当時のあの子たちでもある、
そんな歌詞です。
ライブでも活躍する曲となるでしょう。

M-2「女子かしまし物語(2011ドリムス。Ver.)」
今回も全員の顔を思い浮かべながら、現状のあの子たちの日常を
歌詞に織り交ぜてみました。
フィクションのようなノンフィクションのような・・・
本人達はどんな気持ちで歌ったのか、俺も気になるところだ。

M-3「みかん」
この曲は本人達からのリクエストが多かったナンバー。
卒業してからもモーニング娘。の曲を聞いているようで、
「在籍中に歌いたかった」なんていう声も沢山あった。
そのせいあってか歌の重なり方も分厚くなり、重厚感が出た。
うん、迫力があって良い。ライブでは体力もつだろうか・・・
中澤 飯田 石川 藤本 久住が参加している。

M-4「浪漫~MY DEAR BOY~」
なるだけ当時の在籍者はその場所を歌うようにしてみた。
で、当時もう卒業していたメンバーはそれ以外を歌うことに
なるわけです。
当時のスピード感は若さのスピード感。
今回のスピード感は排気量の上がったでっかいエンジンを
積んだようなスピード感。
安倍 保田 矢口 吉澤 小川の歌唱。

M-5「恋人のような顔をして・・・」
書きおろし曲です。
「ちょっと秘密の恋愛中」そんなナンバー。
心苦しいけど、日々は楽しい。
人間っていろんな意味で慣れちゃうし、
平生を壊したくなくなったりするんよねぇ。
こういう歌を沢山の人数で歌っても違和感なくなった。
それも歌唱力と人生力の向上からだろうね。

M-6「モーニングコーヒー(2011ドリムス。Ver.)」
オリジナルVer.はバックトラックが生バンド風のアレンジだったけど、
2011Ver.は打ちこみサウンドにしてみました。
テンポも少々アップ。
みんなも少しずつ当時の歌とは違うライブの中で慣れてしまった
自分なりの歌い方になっていたが、もう一回仮歌を歌い直して、
それを聞いてもう一回新たな気持ちで歌ってもらった。
安倍曰く「心を16歳に戻して歌いました」って。
そうなってますか?
中澤 飯田 安倍 保田 矢口 の歌唱です。

M-7「SEXY BOY~そよ風に寄り添って~」
もっともリクエストの多かったナンバー。
当時トラックダウンにすごく苦労して何度もやり直した曲。
今回どうなる事かと思ったが、思いの他スムーズだった。
当時、聞こえてこなかった楽器の音色もいろいろ聞こえてくるようになった。
ファンのみんなにとってもなかなか新鮮に聞こえるのではないだろうか。
中澤 飯田 安倍 保田 矢口の歌唱。

M-8「雨の降らない星では愛せないだろう?」
大きなテーマの曲だが、やはり卒業生たちが歌うと
響きも違う。すっごい上手な歌というわけではないが、
でもそこから人生が見えてくる。
フレッシュなモーニング娘。版とドリムス。版どっちが好みですか?
石川 吉澤 小川 藤本 久住の歌唱。

M-9「青空がいつまでも続くような未来であれ!」
現状のモーニング娘。においても盛り上がりという意味では
てっぱんの曲。
やっぱドリムス達にも歌ってもらいたく収録。
この曲は誰が歌ってもはじけてるねぇ。
それでも歌にもパワーがあるので、ブラスセクションも
かなりコンプレッサーでつぶして迫力を付けました。
じゃないと歌に負けちゃうので。

M-10「アフタヌーンコーヒー / アフタヌーン娘。」
新「ジョージア ご褒美ブレイク(R)」のCMナンバー。
このアルバム用にロングverとして完成させました。
モーニングコーヒーから10数年。
当時高校生だった街行く女子達も
もう、主婦やOL等になっているんだろうと
想像し制作しました。
なので曲もモーニングコーヒーのアンサーソング的な
構成になっています。
ま、聞けばわかるとは思いますがね。
「モーニングコーヒー飲もうよ 二人で」だったのが
「アフタヌーンコーヒー飲もうよ 家族で」になってるんです。
日曜の午後に家族でテレビでも見ながらコーヒーを
入れるママ。
なんかいいよね。