無駄に余裕がある | 続・猫と饒舌の日記

続・猫と饒舌の日記

文筆家・古谷経衡のオフィシャルブログです。
2017年3月より再開
2015年9月一旦休止
公式サイトは http://furuyatsunehira.com/


【レギュラー情報】
TOKYO FM(FM80.0)タイムライン 毎月第2/第4火曜日夜19:00-19:50担当

首都圏および、ラジコで全国どこからでも聴取可能です。
TOKYO FMタイムライン公式サイト

→9月の放送 9月8日火曜日(夜19:00-)、9月22日火曜日(夜19:00-)
→10月の放送 10月13日火曜日(夜19:00-)、10月27日火曜日(夜19:00-)

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NPO法人江東映像文化振興事業団の次期市民上映会は、9月5日(土曜日)です。
詳細はこちら


・FBイベント詳細ページはこちら


【告知)NPO法人江東映像文化振興事業団の夏季市民上映祭は、9月5日(土曜日)14:30-21:00の日程で行います。入場は全て無料です。ふるっておこしください。

場所:亀戸文化センター6F第3研修室。(JR亀戸駅徒歩1分)

*タイムテーブル

14:30開場
15:00~17:00 『王将』上映と解説、アフタートーク
17:00~18:00 インターバル(休憩・ご飲食などご自由にどうぞ)
18:00~18:30 『映像文化振興特別講演会』
18:30~19:20 『来場者限定お楽しみ上映会』
19:25~21:00 『桃太郎海の神兵』上映と解説、アフタートーク
終演後は懇親会を予定しております

詳細はこちらをご覧下さい⇒http://kotomovie.org/
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★★★【イベント告知**本日**】9月7日(月)19:30-開催トークイベント)
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「とあるリフレ派による感謝祭(仮)」 荻窪ベルベットサン出演予定:田中秀臣さん、古谷経衡さん、DJ.Smithさん(上念司さん)、PIP(石川野乃花、空井美友、濱野舞衣香) *************************
・(好評発売中!!『戦後イデオロギーは日本人を幸せにしたか 戦後70年幻想論』イースト・プレス、7月27日発売。「戦後」はもう終わった。イデオロギーにとらわれない人のための新しい日本論。アマゾンで購入予約→こちら

★・読書メーターにおける本書の書評一覧


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・(好評発売中!!『ネット右翼の終わり ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか』
晶文社、7/10発売。安倍政権下で弱体化するネット右翼と保守の分析。ネット右翼研究の集大成。全国書店にて。アマゾンで購入→★・読書メーターにおける本書の書評一覧


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注目の記事寄稿
「安保法案」成立で永遠に不可能になるかもしれない憲法9条改正(YAHOO!ニュース)
学生団体「SEALDs」に感じる「危うさ」と「嫉妬」(雑誌ネット)
戦後70年談話に「敗戦責任」は盛り込まれるのか?(YAHOO!ニュース)
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・(新刊発売情報所謂「イスラム国」からユーチューバーまでを鋭く切り、ネット社会に一石を投じる内容です。ネットの「炎上」は徹底的に無視せよ!2015年2月26日全国書店にて発売!

アマゾンランキング「情報社会」「ビジネスとIT」カテゴリーランキング1位獲得!


★書評頂戴しました→ビジネスブックマラソン
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・『インターネットは、永遠にリアル社会を超えられない』
ディスカヴァー・トゥエンティーワン(2015年2月)


・キンドル版も発売されています(20%off)
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 私は千葉県の松戸市というところに住んでいるのです。私がこの街に越してきた5年ほど前まで、「ここは本当に東京都の隣接自治体なのか」と思うほど、周囲に田園が広がっていました。ところが、ちょうど消費税が8%に上る直前くらいから、どんどん建売住宅が立ち始め、いま10%に上がることを見越しているのか、さらに残りの田畑も食い荒らされようとしています。気がつけば、この街に住んだ当初の面影はなく、すっかり市街地が形成されています。

 この郊外型の建売住宅というのは、実は私は余り好きではないのです。というのも、この手の建売住宅は「無駄に余裕がある」というか、玄関前の僅かな土地を庭とか芝生にしているのですが、土台、元々の土地が40坪とかですから、その庭の面積も限られており中途半端なものになっていて、だったらそんな余裕は無くしてしまえ、というのが私の意見です。

 よく、ハリウッド映画でみる青々とした芝生の中に立つアメリカ式住宅のようなものは、少なくとも日本の大都市近郊では不可能なのですから、私はおもいっきり、敷地に余裕の無い、ぎちぎちに立てられた狭小住宅が好きです。が、建ぺい率(敷地に対する建物の割合を定めた規定)の関係で、ここが60%などとなっていると、敷地の40%を残さなければならず、まあ普通はここを駐車場か前述の庭にするわけですが、なんとも中途半端な「日本式建売住宅」の完成というわけです。

 いっそのことこの建ぺい率を規制緩和してギッチギチに立ててもらったほうが良いと思うのですが、防災が~云々などと譲らないのがお上の思惑であります。というわけで、日本の建売住宅で「広々とした敷地に…」などという謳い文句は、どだい米国からみれば「あまりにも中途半端な余裕」なのであって、美観的にも実際的にもあんまり意味が無いのですから、容積率(敷地に建つ建物の総面積を定めた規定)も緩和して、1F車庫、2F~4F住居と、ギッチギチの4階建てにしたほうが、空間が広く使えて絶対いいと思います。ま、それができないから日本の住宅は貧弱なのでしょうなあ。とまあ今日はこのへんで。


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(2015.7.7更新)