こんにちは、西川です。
つむぎ商館のスロープは情報発信の場です。
と、以前何度かお話ししました。
現在その多くのスペースをとっているのは、やはり地震関連のもの・・・。
こちらのボードは、地震発生直後からの再春館製薬所を時系列で表したものです。
当初の目的は、地震直後にはまだ出社できる状態ではなかった社員のみんなに会社が復旧してきた状況を知ってもらいたくて作ったものでしたが、
別の意味でも作ってよかった、と思えるものになりました。
それは、県外からお越しになるお客様にご覧いただき、熊本地震を知っていただくのに役立っているからです。
今回のような震災で社会の方々が得る情報は、ほとんどがテレビや新聞のニュースからかと思います。
特に厳しいところの情報や映像が多く流れていたと感じます。
もちろんそれもひとつの真実。そして実際に自分で見聞きするもの、それも真実だと思います。
ただ、どちらもそれが全てではありません。
私たちの会社の中で起こった被災の状況や、一歩一歩みんなで努力をして積み上げた復旧。
小さな社内での小さな泣き笑いの道のり。これもまた私たちの紛れもない真実であり大切な記憶です。
来社されるお客様はそのほとんどが、日頃商いでお世話になっている会社の方々です。
報道されるものとはまた少し違う、私たちのありのままの歩みを時系列でご覧いただき、感じていただけることは、私たちにとってとてもありがたく大切なことだと思っています。