愛あるステキなあなたへ





私の親せきで

ダンナさんから

「ひどい暴力」を受けている

おばちゃんがいました。





そのおばちゃんに時々逢うと…



大きな「たんこぶ」を作ったり、

腕や足に

「あざ」ができていたりするのです。





幼い私は

それを見たときびっくりして…



「おばちゃん、そのケガ、どうしたの?」



と聞いたことがあるんです。





すると、おばちゃんは

にっこり笑って、こう言いました。




「おばちゃんね、

おっちょこちょいだから、

ころんじゃったのよ。



こんなの、すぐに治るから…


陽子ちゃん、心配せんでいいからね」




私はこのときの

「おばちゃんの言葉」を

信じていたのですが…




もうちょっと大きくなったときに、

母や祖母から、

「ホントのこと」

を教えてもらいました。





「あのおばちゃんのダンナさんはね…



イライラすることがあったり…



お酒をたくさん飲んで、酔っぱらったりすると…



奥さんのことをたたいたり、蹴ったりするんだよ」





私はびっくりして、

母や祖母にこう言いました。




「そんな…、おじちゃん、ひどいよお!!!



おばちゃん、おじちゃんと別れればいいのに!」





すると、母や祖母は

ためいきをつきながら、こう言ったのです。





「それはママたちも、

何度もおばちゃんにすすめたの。



でも、おばちゃんは、こう言うのよ。



『私は、あの人と別れても、

他にどこにも行くところがないから。



それにお金を稼ぐすべを知らないし…。



あの人も

私のことを思いっきり殴った後は

やさしくなるのよ。




だから、殴られたときだけ、ガマンすればいい。



だから、これは私の運命だと思ってる』。




本人がそういうんだもんね…」






おばちゃんは結局、

おじちゃんと別れることなく…



その後、大きな病気をして

入院することになりました。





そのとき、お見舞いに、

銀座立田野の「あんみつ」を

買っていったのですが…





その「あんみつ」を食べながら…




「おいしいねえ、陽子ちゃん。


おばちゃん、こんなにおいしいもの、はじめて食べた」




と言いながら

「あんみつ」をちょっとずつ

口に運んでいたおばちゃんを思い出すと…




いまでも泣けてきます。





そして私は大人になり

「こころの世界のこと」を

学ぶようになったとき…






この「おばちゃん」は…



「不幸に慣れ切っていたんだ」


(通称:不幸慣れ)



ということがわかるようになりました。





不幸に慣れてしまうと…



本来、つかめるはずの「幸せ」が

つかめなくなってしまいます。





「私がガマンをすればいいのだから…」


「外に出ても、私はなにもできないから…」




こうやって自ら

幸せになることを

あきらめてしまうのです。





このブログを読んでいる人の中で…



「私も不幸慣れしているかも…」



と思う人がいたら…




絶対に絶対に、

そこから抜け出してください!!!







抜け出す方法は、「自分を大切に扱うこと」です。





「これって、ひどいかも…」



「これって、ズルイかも…」




そう思うことがあったら、相手にちゃんと「やめて!」と言う。




相手が耳をかさなかったら、離れることを考える。





相手はきっと、こういうでしょう。





「おまえ、オレから離れても、なんにもできないぞ」





ってね…。






でも、そんな言葉を真に受けたらダメ!!!





あなたの中には

「無限の可能性」が眠っていることを

どうか私を信じて、思い出してください。





あなたを不幸に扱う人からは、絶対に離れていいんです!!!





「殴った後は、やさしいから」とか…



「他のことでは大切にしてくれるから」とか…



「条件付きのやさしさ」にだまされて

自分の人生を不幸にしないでくださいね。





「不幸慣れ」から、抜け出そう!!!






あなたがますます

幸せで心地よくあることを

私はいつも応援しています(*^_^*)






今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。







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