ご機嫌な1000m級 | SkyRunner キャベツのブログ

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高度2000m以上 透明な光に包まれながら風になる スカイランナーの世界

スカイランナーのレースの舞台は2000m以上の森林限界を超えた山々だが、2000m未満であっても、森林限界を超えた素晴らしい眺望の山がある。地元の群馬だと、谷川岳が有名。2000m未満とはとても思えない山だ。
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日本列島を北上すればするほど、森林限界は下がるものだ。それに、近年噴火した火山であれば樹木には覆われていない。毎年、夏になると群馬からみると南西方向の信州や甲州の2000・3000m級の高山に登るのだが、今年はちょっと志向と方向を変えて、群馬からみると北東方向へ行ってみた。
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まずは安達太良山。トレイルレースも行なわれている福島県の山だ。標高は1700mほどなのだが、火山なので大噴火口付近は丸裸だ。独特の噴火口の景色は圧巻だ。まるで標高2500m以上の荒涼とした景色。ただし、周りの山を眺めると、案外低い山であることがバレてしまう。
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東側の山腹には「くろがね温泉」がある。乳白色の熱々の湯は最高に気持ちよい!!入湯料は「400万円」だ。ちなみに、安達太良山の噴火口側(西側)には硫黄川という温泉の川が流れているようだ。次回訪れたときのお楽しみにとっておこう。
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喜多方ラーメンを食って、福島を離れて、お隣の栃木県へ。これまた2000m未満の那須岳にちんたら登ってみた。
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これまたまるで2500m以上の絶景!!景色にはだまされてしまうが、空気の濃さにはだまされないぞ。主峰の茶臼岳(標高1900mくらい)は大賑わいだった。ロープウェーでかなり上まで登れる。アキアカネが大量に飛び回っていた。
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那須岳の麓にも素晴らしい温泉がいくつもある。とりあえず、初めてなので湯元温泉の「鹿の湯」に入湯。6つの湯船があって、41℃・42℃・43℃・44℃・46℃・48℃の調整されている。46℃・48℃はかなり危険な感じの高温だ。高温の2つの湯船の周囲には、「温泉通」って感じのおっさんが陣取っていて一般庶民は、なかなか入っていける雰囲気では無かった。しかし、草津温泉を有する吾妻郡民としての誇りにかけて、暑いのに入ってやる!!と思い、とりあえず、46℃に3分間入ってみた。確かに熱いが、草津温泉(煮川の湯)の殺人的な熱さに比べるとまだまだ思いやりのある優しいお湯だった。


山→温泉→ビール→生クリームの方程式で、この暑い夏を乗り切ろうと思う。