今回のコミュニティカレッジは、講師にはつめの会代表でもあり、
鍼灸士を本業とされている磯辺勇作さんにお願いしました。
最近、ウォーキングが盛んでよく歩いている人達を見かけます。
なにげなく歩いていますが、歩き方の基本や姿勢を確認すること
歩き方の基本は、歩幅は広くせず、腿を軽く上げ、馬がひづめを
おろす様に、かかとからおろす方法がいい。
腿を軽く上げることは、膝の軟骨を動かし、関節を動かす運動になる。
この歩き方では、心を集中して15分間歩けば十分である。
その後は、景色を見ながらぶらぶらと散歩することはリフレッシュ
するためにもいいことである。
翌日、疲労が残るほど歩くのは歩きすぎである。
平らな道の歩き方と坂道の歩き方は違い、上るときは少し膝をゆるめて
1歩ずつゆっくりと歩を運ぶ。下り坂も小股で足の裏を伸ばして歩く。
日常生活の中では、毎日同じ方向からテレビを見ているとか、
寝転がって長時間同じ姿勢を続けると体にひずみが生まれる
ので、時々、姿勢を変えると良い。
日本人の生活様式は、筋力保持に大変役たつ暮らしである。
段差がある所を上り降りするする事は、自然と筋力をつけている。
あまり早い時期からのバリアフリーの住まいにすることは、便利
さから脳が働く機会が少なくなる。
「ここは危ないから、良く見てなど」脳を働かせることが、老化予防に
つながっていく。
残暑の残る暑い午後でしたが、市内の鮭公園の日陰を使って
体の仕組みから見た歩き方の基本を学びました。
〔参加者の感想〕
思い込みでウオーキングをしなければと思っていたが、集中してやれば
15分でいいことがわかり、楽になった。
ウオーキングの行動チェックや悪い癖など話し合いが良かった。
歩き方の基本がわかり、参考になった。
気軽に手軽なストレッチがわかりよかった。