23日夜は、新宿 紀伊國屋ホールにて、
漫画家の古屋兎丸が、衝撃を受け、漫画化したもの。
それがまた、時を超えて舞台化。
二年位前に原作を読んでいたので、
それがまた、時を超えて舞台化。
二年位前に原作を読んでいたので、
少年の危うさや狂気を孕んだ、深いが、
グロい漫画をどう舞台化するのか、興味津々。
パンフによると、今回の作・演出の江本純子氏は、
「私のやり方だと、お金がかかりますよ」と言って受けたそうだが、納得。
お金かけてる舞台だった。演出家冥利につきるなあ。
会場は、フツーのお芝居の観客というより、かなりヲタより?
学ランを着た少女たちのすがたも。
お金かけてる舞台だった。演出家冥利につきるなあ。
会場は、フツーのお芝居の観客というより、かなりヲタより?
学ランを着た少女たちのすがたも。
ショタでもBL好きでもないけど、そういう要素のそそられ度は高い。
原作を読んでるだけに、キャラ設定が上部だけすぎるとか、
原作を読んでるだけに、キャラ設定が上部だけすぎるとか、
ギャグを入れすぎな感はあったが、いろんな意味で凄い舞台で圧倒された。
ここから、ネタバレ含むので、これから観る方で、
ここから、ネタバレ含むので、これから観る方で、
真っ白な心で観たい形は、ココから先は読まないでね。
↓
少年は、次々に処刑されていく。
血糊なんてものじゃなく、血しぶき、正に血のシャワーが、容赦ない。
そして、最後は、そのおびただしい血を全て洗い流すかのように、舞台上に雨が降る。
大量の雨、水しぶき、その雨音は、どんな音楽よりも効果的で、臨場感をかきたてる。
全ては、愛のためなのだ。
悪の象徴の主人公に、涙してしまう。
大量の雨、水しぶき、その雨音は、どんな音楽よりも効果的で、臨場感をかきたてる。
全ては、愛のためなのだ。
悪の象徴の主人公に、涙してしまう。
芝居で、表現できないもどかしさも関しつつも、芝居の病欠力の面白さも同時に感じられた。
若い男より渋いオヤジ好きの私だけど、ゼラ役の男子に、ちょっと惹かれてた。
昼間にヴァニラ画廊で、原作者の古屋兎丸氏に、
原作と舞台の違いを尋ねたところ、「舞台は、笑いがありますよ」と、
言ってたが、原作のシリアスさに比べると、
確かに舞台は、笑いやギャグを無理矢理入れてた感はあったなあ。
双眼鏡を購入。
よく見え~る。