自分のために綴っています。





4.このまま眠ったら、明日の朝目が覚めないかもしれない。
http://ameblo.jp/tsukiakari-hoshinohikari/entry-12058069778.html






抗がん剤治療をすると、

血液の状態があまり良くない状態になっていくことがあるのね。



白血球

赤血球

血小板

その他いろいろ。←それ以上知らないだけ。笑




医学的に、


白血球はいくつくらいあるのがいい

赤血球は、

血小板は、


と、平均値があるんだけれど、その平均値からかけ離れた数値になるのね。




病棟でもマスクするように言われたり、


どこかにぶつけたりすると血が止まらなくなっちゃうから、トイレ以外はなるべく動かないでとか、


ひどい時には、個室に移され、隔離。笑




抗がん剤治療を重ねれば重ねるだけ、

血液が元気な状態に戻るスピードが遅くなっていく。


血液が元気な状態に戻らないと、次の抗がん剤治療を始めることができない。


だから、治療のスケジュールも少しずつ遅れていく。





それで、「最低」1年なの。


1年で退院できるように治療スケジュールを組んでいても、

体力や血液状態によって、治療の間隔が空き始める。


そうなると、1年1ケ月、1年2ケ月・・・・・と、入院期間が延びていくのね。





ただ、それを避けるために、

時には輸血で血液の状態を回復させることもあったのね。





どこの誰のものかわからない血液。

できることなら、直接会ってお礼を言いたい。



なぜなら、

この血液のおかげで、

わたしは当時の体力と血液の状態を回復させることができて、

治療スケジュールを大幅に遅らせることなく過ごすことができたんだもん。





この輸血パックは、どんな人からの血液なのかなーって、いつも思っていた。



男の人かな

女の人かな

若いのかな

おじさんとかおばさんなのかな←失礼。笑


太ってる人かな

毛深い人かな

髪の毛がない人の血をもらったら・・・わたしも髪の毛なくなる?←もっと失礼。笑




つーか、抗がん剤で、髪の毛ないし。

って、自分でツッコミ。笑






献血に快く協力してくださるみなさんのおかげで、血液が必要な人の命が救われているわけで。



手術の時だって大量に輸血してもらって、

わたしは一体、どれだけのB型の人に助けてもらったんだろうって、いつも思ってる。





B型の血液を分けてくださったみなさん、本当にありがとうございます。





わたしは、

抗がん剤治療をして、輸血も大量にしているので、献血に協力できない。


だからこそ、

生きることで恩返しをする。

そう決めているんです。




血液で協力できなくても、違う形で協力できること。


そう思って、手話の勉強をしたり、今ボランティア活動をしている。






足が悪いだけ。

ちょっと体力がないだけ。


できること、絶対にあるもんね。







当時ね、CoCoが好きだったー。





ネブライザーだったかな、機械の名前。


どうしてそれをやったんだったかなぁ、しっかり思い出せないんだけど、


喉がイガイガしていて、たんが絡み始めた時とかだったかな。

血液の数値が下がり始めて、細菌感染予防だったかな、


加湿器みたいな機械にホースがついていて、

それを口元に持ってきて、

口あーんて開けて、水蒸気を口の中に当てるっていうのをすることがあって。


やらされてるって感じ。苦笑



看護師さんが、ガラガラと機械持ってきて、

「はい、みかちゃん、10分ねー」とか、そんな感じで。



で、わたしは、それがマイクになってしまう。


で、CoCoとか、当時は工藤静香とか浅香唯とか中山美穂とか南野陽子とか大好きだったから、歌が止まらない。









歌って歌って、

結局、しっかり口開けて水蒸気当ててないから、時間がどんどん延びるのね・・・

「あ!また歌ってる!!んもう、10分追加ね!」

って。苦笑←「また」と言われている。どんだけ。笑



で、いつまで経っても機械が帰らないと、それはそれで面倒だから、

しょーがない、ちゃんとやるんだけど。笑






あとね、ちびまるこにっこり




わたしは、りぼん派にっこり