世界一周ランキング Vol.9 ~いろいろ Part.1~
そろそろTOPいくつとランキングできるネタもなくなってきた・・・(笑)
ってことで、これからは印象に残ってるものや出来事をピックアップ!!
旅を振り返るつもりで書いていくので、一緒に旅の事を思い出してもらえればと思います^^
≪一番危ないな・・・と思った国≫
世界を旅する時に、心配なのがその国の治安。
僕は幸いにも15ヶ月間の旅を何事もなく過ごすことができたが、
旅友の中には窃盗や置き引きなどの軽犯罪から、銃を使った重犯罪に巻き込まれた人もいた。
そんな旅の中で、一番危ないなぁと思った国は、イスラエル。
軽犯罪なら南米のリマやラパス、ブエノスアイレスの方が被害確率は高いと思うが、
僕がイスラエルと答えるのは、武力によって抑えつけてる感が満載なため。
イスラエルは旅するには比較的安全な国ではあるものの、
ひとたび何かが火種になれば、あれほど恐い国はないと思う。
銃が身の回りにあるのが当たり前の生活だし、兵士たちは銃を抱えながらレストランやバスに乗り込んでくる。
もちろんパレスチナ自治区では、いつなにが起きてもおかしくない状態だし、
イスラエル兵の持つ銃の銃口は、いつでもパレスチナ市民を撃てるよう、家や道の方向を向いている。
恐い政府と言う意味では中国も負けてないけど、銃という存在の日常化という意味では、イスラエルの勝ち。
僕が訪れた時に、ちょうど開催されていたイスラエル兵の入隊式@嘆きの壁前
パレスチナ人は、このブロックの向こう側へは行くことができない@パレスチナ自治区
≪一番印象に残った宗教都市≫
日本にいるとなかなか身近に感じることの出来ない宗教。
海外に出ると、生活の中に宗教があることは当たり前で、宗教心がないことの方がありえない。
日本だといまだ『宗教=すがるもの』というイメージが強いが、海外では『宗教=人生の一部』なのだ。
今回の旅では宗教に関する都市をたくさん周ったが、
やはり印象に残っているのは、エルサレム。
3つの宗教の聖地がある旧市街内は、まさに宗教のサラダボウル。
宗教のために上記のような武力を行使するしかないのだが、その根源となるこの街の姿は一度見ておくべき。
ユダヤ教の安息日の始まる夜(金曜夜)は、聖地・“嘆きの壁”前に正装したユダヤ人が集まるので必見。
嘆きの壁の前で熱心に祈りを捧げるユダヤ教徒
旧市街を練り歩く聖フランシスコ派のキリスト教徒
≪一番印象に残っている教会≫
この旅でいくつの教会を見ただろう・・・。
今回ヨーロッパはそんなに周っていないものの、中南米にもキリスト教は広く布教しているため、
訪れた教会の数は、100はくだらないだろう。
そんな中で、印象に残っているのは、地元の人と一緒にミサに参加したブラジル・サルバドールの教会。
信者の数々の願いをたくさん叶えてきたため、
『奇蹟の教会』 ともいわれている、ボンフィン教会。
毎週日曜午前中に行われるミサの雰囲気は、他の教会とは一味も二味も違う。
最初、集まった信者たちはみな優しい面持ちだったが、ひとたび神父様のお祈りが始まると、
参加者は皆険しい顔をし始め、しばし時が過ぎると、嗚咽する人や涙する人がたくさんいた。
両の手を組み、跪きながら、一心に祈りを捧げる信者たちの姿は、皆美しかった。
お祈りを聞いた後は、みんなで賛美歌を歌ったり、聖水をいただいたり、
子供たち一人ひとりに神父様が直接お祈りをしたりと、また和やかな雰囲気に戻った。
そして、最後は皆で手をつなぎながらの賛美歌の大合唱。
賛美歌が終わると、みな隣の人と抱き合い、一言二言話す優しい顔が印象的だった。
僕は2時間ほどミサに参加しただけだったが、
この教会が、いかに人々に愛され、いかに人々の支えとなっているかが、よく分かった。
日曜日にサルバドールに滞在する予定の人は、ぜひミサに顔出してみてください。
ボンフィン教会の写真は、カメラが故障中だったためなし。写真のイースター島のミサも雰囲気が良かった^^
≪一番印象に残っているモスク≫
イスラム圏を2ヶ月以上旅したため、教会と同じくモスクもたくさん訪れた。
トルコ史上最高の建築家といわれるシナンのモスク(エディルネ)やイスタンブールの大モスクなど、
どれも印象的ではあったものの、やはり一番印象に残ったのはこれ。
イエメンのサナアにある大統領モスク。
規模、豪華さ、華やかさ、信仰の厚さ。
どれをとっても、他の国のモスクとは比べ物にならなかった。
今は訪れるのが難しい国になってしまったが、イスラム世界に興味があるなら、ぜひ訪れて欲しい国とモスク。
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
ランキング参戦中!!
一日一回、ポチっとしてもらえると嬉しいです。
にほんブログ村
携帯の方は、↓をクリック!!
にほんブログ村 世界一周