ここまでくると、もはやギャグだろ!! ~ほんとに遠かった南の楽園~
やっと、到着しました!!

Hawai'i~、ALO~HA~^^
どうですか、拓さん&修さん。
ちょっと意外じゃなかったですか??
サンティアゴからマイアミ経由ハワイ行き。
こんなルートの旅人、僕も今まで会ったことがないですね(笑)
タイトルからも分かると思うけど、今回の移動はほんとしんどかった。
乗り換え3回ってのも大変だったけど、ハプニング起こりすぎっ(><)
もうほんと何から話せばいいのか・・・。
ちなみに、今日の記事は長い&愚痴ばっかです。
最後まで、どうぞよろしく。
とりあえず、まずはこの行程表から見て欲しい。
①1月12日 LA500便 サンティアゴ 22:50発 - マイアミ 翌5:10着
②1月13日 DL2390便 マイアミ 7:45発 - アトランタ 9:48着
③1月13日 DL1755便 アトランタ 11:10発 - L.A. 13:13着
④1月13日 DL1559便 L.A. 14:55発 - ホノルル 19:01着
これが、僕の元々予約していた航空券の旅程。
なかなかしんどそうな旅程でしょ(笑)
これが、トラブルが多々重なってどうなったかというと・・・
①1月12日 LA500便 サンティアゴ 22:50発 - マイアミ 翌5:10着
②1月13日 DL238便 マイアミ 13:30発 - アトランタ 15:29着
③1月13日 DL125便 アトランタ 16:10発 - L.A. 18:17着
④1月14日 DL2365便 L.A. 8:50 発 - ホノルル 12:47着
・・・。
ほんとしんどかったわ。
肉体的な疲れはもちろん、今回は精神的にも相当疲れたよ。
特に、アメリカの入国審査。
マジ勘弁してください(><)って感じだった。
ちなみに僕の不幸は、アメリカ入国前の①の便から始まっていた。
1ヶ月前にAAを通して、予約の変更をしてConfirmedになっていたのにも関わらず、
なぜか僕の名前はWaitingリスト入り。
最初、LAN航空のカウンタ-で、『あなたの名前はないわ』と言われたときは、
ほんとどうしようかと思った。
まあ、ここは無事搭乗できたから、良かったけど。

南米最後の街・サンティアゴ
問題は、次の②が6時間近く遅れたこと。
このことを思い出すと今でも腹ただしい。
にっくきジョーンズ。
あいつのせいで、全ての予定が狂ってしまった。
というのも、②の元々の便に乗れなかったのは、飛行機の遅延などではない。
もちろん、たまに旅人から聞く寝過ごしなどの過失でもない。
では、なんで遅れたか。
それは、入国審査に引っかかり、別室で4時間以上も軟禁されたから。
軟禁の理由は、イエメンを始め、ヨルダンなどの中東諸国を旅したから。
通常の入国審査のカウンターでは、イエメンビザを見ただけで、問答無用に別室送り。
さらに別室では、旅行の目的や訪れた場所、滞在したホテルなどを尋問された。
まあ、でもこれはある程度予想できたし、今の情勢を考えれば仕方ない。
曲者だったのが、対応した黒人のジョーンズくん。
ほんとこいつだけは、腹立たしい。
というのも、彼はどうにかして僕とイスラム教を繋げたかったらしい。
ことあるごとに、イスラム教やアラーに関心があるかを問い、
僕が『イスラム』という言葉を口にしただけでも、目を丸くし、わざとおどけてみせる。
完全に“イスラム”=“悪”の方程式を鵜呑みにしてる、アメリカバカ。
マジうざかった。
尋問は4回にわたり、聞かれた内容はほぼ一緒。
尋問が終わるたびに、電話で別の人と相談し、
僕はただ黙って座って待ってろと言われるだけ。
話が全く進展しないのに、同じ内容を繰り返し聞いてくる。
特に、イエメンに行った目的についての話がどうしようもなかった。
まず目的を聞かれたので、僕は『首都サナアの旧市街を見に行った』と正直に答えた。
すると、彼はサナアとはどこにあるんだ?と聞き始める。
僕はしょうがなく、持っていた紙にアラビア半島の地図を書き、場所を記した。
次に、旧市街で何を見たか?と聞いてきたので、
『旧市街の歴史は古く、昔からの文化を色濃く残す街並を見たかった』と答えた。
ただ、イスラムに興味があると思われたくなかったので、
『世界遺産にも登録されてて、一度見てみたかっただけ』と付け加えた。
すると、彼はWorld Heritageとは何だ?と聞いてくる。
僕は『UNESCO』を知っているかと聞き返すと、彼はNOと答えた。
これでは、どうしようもない。
しょうがないので、『自然や文化を守るための国際機関があり、
世界遺産に登録することで、未来に残したいモノを守るんだ』と伝えた。
しかも分かりやすく、『ヨセミテや自由の女神もその一つだよ』と付け加えて。
このような会話の中で、彼が僕をどのように定義づけたかというと・・・
“僕”=“イスラム文化を守ろうとしている日本人”
ほんとどうにかしてほしい。
彼との会話は、まさに不毛だった。
『自分の教養のなさを棚に上げて、こいつは一体何がしたいんだろう・・・』
そう思わずにいられなかった。
乗り継ぎに3時間近くあったので、安心していたのに、一向に話が進まない。
刻々と差し迫る飛行機の出発時間。
ホノルルで待っている人がいるからお願い、と懇願する僕。
しかし、ジョーンズは動じない。
そして、乗る予定だった飛行機は、僕を残して飛んでいった・・・
その後も、ジョーンズはトンチンカンなことばかり聞く。
そして、別室に連れてかれてから4時間が経過した。
すると、ジョーンズが休憩のため席を立った。
僕はチャンスと思い、違う女性係員に事情を説明して、その人に対応してもらった。
すると、その人はすぐに調書を作ってくれ、あっという間に尋問終了。
もちろん、彼女は『世界遺産』や『UNESCO』を知っており、話が早かった。
彼女は、入国スタンプを押しながら、
「なぜ、あなたがこんなに長時間待たされているのか分からない」と、言ってきた。
『ええ、僕も全く分かりません』と、僕は笑顔で応えた。

やっともらえた入国スタンプ
尋問を終え、外に出ようとすると、休憩から戻ってきたジョーンズが歩み寄ってきた。
そして、握手を求めるように手を出してきて、「Welcome to States」とほざく。
僕はもちろん握手に応じず、冷たい目線を送ると共に、無言で部屋を出た。
久しぶりに、『頼むから、死んでくれ』と心から思った。

そんなマイアミで僕の心を癒してくれたのは、やっぱりこの子達

やっとの思いでマイアミを離陸。もう二度と来たくない空港No.1.
長々書いてしまったが、これでようやく開放。
精神的疲労から少し休みたかったが、そんな悠長なことも言ってられない。
すぐデルタのカウンターへ行き、予約の取り直しをしたのはもちろん、
ホノルルのホテルや次の日に予約していた離島への飛行機&レンタカーの変更手続きもした。
バカジョーンズのせいで、なんで僕がこんなことする羽目に・・・。
しかも、変更手数料などは全てこっち持ち。
ほんと災難。
しかも、これで終わりかと思ってたら、その後も悲劇は続いた・・・
③との接続では、アトランタのトランジットが40分しかないため、コンコース間をダッシュ。

激さむだったアトランタ

いつもなら絶対電車を使うけど、今回はそんな余裕なし
そのおかげで、L.A.ではバックパックをロスト(翌朝発見)。

人生3度目のロスト。もうその対応も慣れたもの(笑)
さらに、④でも急病人が発生したため、離陸して30分ほどでUターン。

どこまで続くんだ、この不幸スパイラル・・・

初めて見た、空港レスキュー
結局、ホノルルに着いたのは、予定より2時間以上遅れた15時過ぎだった。

ラナイ島と思われる島
本当に疲れた。
とりあえず、これ以上もう何もしたくないです。
南の楽園・ハワイでゆっくり疲れを癒そう・・・
≪番外編:LA滞在≫

今回の騒動で唯一嬉しかったのは、LAに立ち寄れたこと

いつものコリアンタウンで食事をし、

アメリカの弟・YUとも無事再会!!

いつもの通り、友人のKazooに散髪してもらった

いつもありがとね、Kazoo!!

相変わらず、アーティスティックなKazooのアトリエ
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