がん、アトピー、リウマチ、乾癬などを治した古くて新しい海水療法ーその治療法と変遷 | 魂の成長に貢献できる医療を目指して!-副作用のないがん治療

がん、アトピー、リウマチ、乾癬などを治した古くて新しい海水療法ーその治療法と変遷

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海水療法でたくさんの方を癒したい!と願う渋谷塚田クリニックの塚田です。

 

前回の記事『がん、リウマチ、アトピー、乾癬など50万人以上を治した奇跡の海水療法 』で紹介した、100年程前に数十万人の患者さんの命を救い、様々な病気を治した、ルネ・カントン先生が開発された海水療法。今回の記事のテーマは2つ。1つは「海水療法とは?」1つは「海水療法のその後の変遷」についての話となります。

 

では、「海水療法」とは、具体的にどんな治療だったのでしょうか?

 

それは、カントン先生が開発した、後に「プラズマカントン」と呼ばれる海水を注射または点滴する治療でした。

 

海水と言っても、何処の海の海水でも良いわけでありません。このプラズマカントンは、スペイン沖の渦潮が出来ているところ深水30メートルから汲み取った海水を、加熱することなく、濾過殺菌して使用します。

 

「渦潮」であること(厳密に言うと海流がぶつかってできる渦潮ではありません)、そして「加熱しない事」が、この海水にとってとても重要で、前者はポジティブなエネルギーを持つ事、後者は生体に有用なプランクトンを取り入れられる事でした。

 

これが、私達にとって必要な多くの微量ミネラルがイオン状態で含食われているプラズマカントンが、さらに特別な効力を持った海水である所以です。

 

実際に、静脈注射や点滴に使う際の海水は、私達の血液と同じ浸透圧にした等張の、いわゆるアイソトニックの海水でした。ただ、汲み上げた海水を蒸留水で薄めてしまうとこの海水の効力が失われてしまうため、彼はケイ素などのミネラルを含んだ濾過された湧水を発見し、これを使って等張の海水を作りだしました。

 

そして、今回のもう一つのテーマ、

 

「何故これ程多くの患者さんを治した海水療法が消えてしまったのか?」

 

いくつかの原因が考えられます。ひとつは戦争という時代の流れ。

 

1907年にパリのモンパルナスに「海洋診療所」は開設されましたが、1914年第一次世界大戦が勃発。カントン先生は多くの方を治している功績で兵役免除されていましたが、自ら志願して一衛生兵として4年間戦地で過ごされました。復員後活動が再開されますが、激務と戦地での傷の後遺症などにより病床に伏せることが多くなり治療活動が低下したことがあげらると思います。

 

そして、もう一つ、これが一番大きな原因でしょうか、それはパスツールによる医学の台頭。つまり病気の原因を特定の病原菌と判定して、それに対して抗生剤等によりアプローチする医学の台頭でした。

 

カントン先生とちょうど同じ頃に、現代医学の方向性、つまり病気の特定の原因とおもわれる細菌や機序などの局所に限定して対処する、いわゆる「局所の医療」を決定づけたといってもいいパスツールの登場でした。

 

カントン先生の医療が、病気は全体のバランスの崩れが局所に現れた結果と考える、いわゆる「全体の医療」と好対照であったわけです。20世紀という時代は、パスツールの医療を選択したということでしょう。

 

さて、この一度時代から消えてしまったかのように見えたカントン先生の「海水療法」ですが、21世紀になり再び注目され見直され始めています。日本では歯学博士の木村一相先生が、キントン・クイックシルバージャパンという組織を作り、世界中のドクターたちとこの海水療法を広めるべくご活躍されています。木村先生に敬意を表します。(下記著作添付)

 

21世紀の医療は、パスツールの「局所の医療」とカントン先生の「全体の医療」この2つが正しく融合された医療に向かうことを願います。

 

次回記事で、渋谷塚田クリニックでこの「海水療法」を受けてくださるモニターを募集したいと思います。ただし、この治療にこころから賛同協力して下さる方にお願いしたい思います。宜しくお願いいたします!!

 

 

東京 渋谷塚田クリニック 03-5728-6881

晴れいつもこころに太陽を虹

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