アトピー、リウマチに新治療!-岡崎公彦先生の「抗体置換法」が根治療法である理由 | 魂の成長に貢献できる医療を目指して!-副作用のないがん治療

アトピー、リウマチに新治療!-岡崎公彦先生の「抗体置換法」が根治療法である理由

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「薬だけに頼らない、医師である自分が真っ先に受けたい治療」 渋谷塚田クリニックの塚田 博 です。


アトピー性皮膚炎を始めとしたアレルギー性疾患、そして関節リウマチを始めとした自己免疫疾患(膠原病)に対して、根治的な新治療法がある。それが京都で開業されている岡崎公彦先生が提唱され実践されている「抗体置換法」です。


前回のブログ でご紹介いたしましたが、先日実際に岡崎先生にお会いすることができ、この治療法についてお教え頂きました。


私の休診日である木曜日に、京都にある岡崎先生のクリニックを訪問しました。約束の午後2時にクリニックに到着すると、ようやく午前の診療を終えたばかり。そんな多忙な中、岡崎先生は昼食も摂らず、この治療法についての私のたくさんの質問に丁寧にお答え下さりました。紙面を借りて、改めて、岡崎先生にこころより感謝申し上げます。


「岡崎先生、本当に有難うございました!!」


では、この「抗体置換法はどうして、アレルギー疾患自己免疫疾患に対しての根治療法となるのでしょうか?


岡崎先生も言われていますが、アトピーなどのアレルギー性疾患とリウマチなどの自己免疫疾患は、病気の成り立ちが酷似しています。このことが同じ「抗体置換法」で、2大疾患を治療できる理由になります。


アレルギー性疾患の成り立ちは
原因となる抗原のアレルゲン(花粉や家ダニ、食物、防腐剤など)の抗体が肥満細胞にある抗体受容体に付着すると、ヒスタミンなどの化学伝達物質を放出します。
これがかゆみや赤みの症状を起こします。


また、
自己免疫疾患の成り立ちは
原因となる自分自身の臓器の一部を抗原(関節リウマチでは関節滑膜、皮膚筋炎では皮膚や筋肉が抗原)とする自己抗体が、キラー細胞にある抗体受容体に付着すると、キラー細胞が自分の臓器を攻撃破壊するために痛みや変形などの症状を起こします。


つまり、
アレルギー性疾患、自己免疫疾患、どちらも疾患に固有の異常特異抗体が、直接症状を起こす細胞の抗体受容体に付着することで発病となります。


<発病の簡略図>

            【異常特異抗体】 →【細胞】 → 【発病】
アレルギー性疾患アレルゲンの抗体肥満細胞 →かゆみなど
自己免疫疾患   :  自己抗体    +キラー細胞→痛みなど


ここで異常でない抗体、人畜無害な非特異抗体を投与することで、非特異抗体を異常特異抗体の換わりに肥満細胞やキラー細胞の抗体受容体に付着させます。繰り返して非特異抗体を投与することで、抗体受容体を非特異抗体で飽和すれば、異常特異抗体は追い出されて、次第にかゆみや痛みなどを症状を引き起こすことが無くなります。


これがアレルギー性疾患や自己免疫疾患(膠原病)に対する根治療法となる岡崎先生の「抗体置換法」の理論となります。


ちょっと難しい話ですね。


簡単に言えば、椅子取りゲームを思いだして下さい。


異常を起こす抗体(異常特異抗体である、アレルゲンの抗体や自己抗体)が座っている椅子(肥満細胞やキラー細胞の抗体受容体)に、異常のない抗体が座って占拠することで、それまで椅子に座っていた異常を起こす抗体を追い出してしまう。このことにより病気が治る、ということです。


この治療の必要十分条件は、非特異抗体を患者さんに蓄積させることのみとなります。そのためには、非特異抗原の反復注射を完治するまで続けることと、岡崎先生はおっしゃっていました。


ちなみに、ここで使われる異常でない抗体を作る抗原として、アレルギー性鼻炎や痛みなどの治療薬としてすでに使われている「ノイロトロピン」という注射薬が使われます。


この薬は日本臓器製薬が1941年の発売以来、この薬自体による重篤な有害事例は1例も報告されていません。


今回は、アレルギー性疾患や自己免疫疾患の根治療法を期待される「抗体置換法」の治療の仕組みについての話でした。


少し難しい話だったかもしれませんね。


当院でも岡崎先生に習ったこの治療法を実践し、アトピーやリウマチなどで悩まれている患者さんを元気にしてあげられればと願っています。



晴れいつもこころに太陽を虹


病院 薬だけに頼らない医療をめざす/渋谷塚田クリニック

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