『いつもいいことさがし』 | つだもく日記

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つだもくで起きた日々の出来事を紹介します。


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『暮しの手帖』で連載されているのを読んで、色々考えさせられたり、思い出したり、味わいあるエッセイです。まとめて続けて読んでみたいなあと思っていたところ1冊になっているということが分かり、早速図書館で借りました。


小児ガンの専門医の著者。

小さなこどもがお互いを気づかって、いたわりながらつきあっている。人間と言う生き物はなんたってすごい物だと思いました・・・、というところや小児科はトータルで診療していかなければならないなど。1つ1つじっくり読まないと消化できません。

お休みの日もご実家の診療所で診察されていたり、コナモン協会の理事をされたりしているそう。パワフル!


小児科の病棟・・・、といえば、妹が小学生の時に入院して見舞いに行ったとき

「なんでもっと早く来てくれへんの!」とちょっと怒りながら言い、「バイバイ。」と言って別れた後も窓の台に登ってずーと私達を見送っていた姿を今でも思い出します。


つらい治療だからこそ医師、看護士だけでなく保育士、心理士、教師、など十分な人手をかけてもやっていけるような診療体制をといわれる著者の願い。


特に田舎には小児科そして産科そのものが圧倒的に少ない今。

小さい子どもがいる家庭は本当に困っています。