久しぶりのブログです!
今回ご紹介する書籍は、
【皮膚は考える】という本です!
私たちがパソコンや電気カーペットなど、
直接触れつづけることによって、
電気的には、交流電場という電磁波が
誘導電流という電気を誘起して、
身体を覆うという現象は、
明確な事実であり、実証されています!
しかし、
アトピーやアレルギーとの関連性についてとなると、要因が多岐にわたるので、
一概には
言えないということになります。
そこで、
それじぁ、皮膚の上では、実際に何が起きていて、どのような反応が起きることで、
アレルギーが起こるのかを、
専門医にお尋ねしてきました。
しかし、
ここでも、やはり明確な回答をいただけません。
それで、
この本の著者にお手紙をして、
たくさんの質問をお送りしました!
ご回答をいただき、自分なりに納得できました!
本を読んで、私の感想です!

皮膚の大切な目的は、外部からの異物侵入を防ぐバリアの形成だということです。
痛みや痒みを伝達するだけではなく、
環境の変化に対して、様々な信号を発信して身体全体に大きな影響を与えている重要な要素だということ。

しかも、皮膚のバリア機能の回復については、電気現象であることが、わかってきたとのこと。

この電気現象というのが、ミソなんです!

皮膚の表面は➖100mVという電圧がかかっていて、体内を基準とした電位を持っています。その電位はヒトの感情や気分によって変動するため、オームの法則では、電流値が一定であれば、電圧が変われば、抵抗がかわる!ウソ発見器は、その皮膚の抵抗を測っている。
汗腺からの反応だというのは、過去のはなしで、汗腺のないカカトや唇でも電位差があることがわかり、皮膚の裏と表に電位差があり、皮膚そのものが電池であることが証明されている。

じゃあ、その皮膚はどうやって電気をおこすのだろうか?

その仕組みはイオンポンプという装置によるもので、
生体のエネルギー源として有名なATPを消費しながら、ナトリウムやカルシウムを細胞の外へ、カリウムを細胞の中へ出し入れをしている。つまり、生きている表皮細胞がエネルギーを使って、電気を起こしているんです!

そこに、ストレスをかける物質を加えると、イオンポンプの働きがなくなり、表面電位が消滅することがわかった。

アトピー性皮膚炎などの疾患では、
表皮の裏表の電位差がなくなり、
放電して、電池切れの状態だという!

健康な皮膚であれば、
ダメージを受けても、イオンポンプが作動し、イオンの偏在が元にもどり、バリア機能が回復する!

このストレス実験として、外から皮膚に電気をかけプラスの電場を負荷すると、バリアの回復が遅れたという。

それでは、なぜ電場である電磁波が皮膚に負荷されるとバリア機能が損なわれるのだろうか?

皮膚は表皮がこうした外部刺激などによって、様々な情報伝達物質を合成し放出していることと大きく関係する。

サイトカインという免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質で、細胞間の言葉のようなものがあるが、表皮にあるケラチノサイトという細胞に紫外線を照射したり、角層のバリアを機能を破壊すると、このケラチノサイトもサイトカインを合成し、それを放出します!

さらには、身体のホルモンバランスにも影響していることも明らかになってきたというんです!

つまり、皮膚表面に、自分のものではない物質を見分ける機能をもっていることが、却って、仇となっているんだと思います。

つまり、表皮の免疫装置が諸刃の剣のんですね!

表皮のバリアが破壊されると、ケラチノサイトは炎症を誘導するサイトカインの合成をはじめる。

環境により、継続的にダメージを受け続けると恒常的にサイトカインの合成が高まり、表皮に末梢神経が侵入し、数が増幅し、敏感さがますという悪循環に陥る。

つまり、皮膚表面の角層の状態が身体全体の健康に影響するリスクを持っているということである。

一日でも早く解明できればと!

がんばりまっす!(^o^)/

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