お正月準備の時期ですね。黒豆を煮始めました。
うちの「黒豆」は、昔からコンニャクが入ります。
お豆より、小さく切った角切りです。
コンニャクも、黒豆と共に甘く炊き込まれて、煮上がったるとぐっと身が締り、プリプリとした食感は、煮豆にアクセントを付けてくれ、とても美味しい大好きなお節料理の一つです。
子供のころは、こんにゃくだけを拾って食べて、正月より行儀が悪いと、よく怒られました。
グミやナタデココなどなど、プルっとしたものが好なの方なら、きっと気にいってくれる食感です。
大人になるまで、周りのお宅では、黒豆にはコンニャクが入って無いと知らなかったのですが、皆さまのお宅は、どうですか?
知ったその頃には、すでに祖母はなく、同じように作り方を教わった、母や伯母達も、どこの郷土料理なのか、ルーツが判らないようです。
調べてみると、昔、僧侶が食べる「座禅豆」にコンニャクが入っていたようですね。
東京生まれの祖母が何故それなのか、今では謎のままです。
とにもかくにも、
「黒色」は道教で魔除けの色とされ、そして、この一年、まめ(豆)に健康に暮らせるようにと、無病息災を願った御節料理の一品だそうです。
関東では、しわが寄らないように炊きますが、関西は、皺(しわ)になるまで元気にと、しわを寄せるように煮るようですよ。
今回は、関西風で(笑)
縁起もの、たくさん食べて、元気な一年にしたいですね。