あけましておめでとう2019 | すっぴんマスター

すっぴんマスター

(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

あけましておめでとうございます。

 

2018年はお世話になりました。本や宝塚など、毎年年末に行っていたブログ更新が今回はできませんでしたが、これはじぶんのためでもあるので、おいおいやっていきます。

 

2018年はわりと激動でした。1月には愛するミュージカルウエストサイドストーリーが20年ぶりくらいで宝塚で上演、記憶のなかで変容し続けていたWSSの経験が、じっさいにはべつに誇張されたものではなかったということを確認しました。

2月にはいまも大好きな漫画家というかなんというか、キューライスの個展にお出かけ。キューライス氏は現場の、わたしたちの目前で仕事をしていて、漫画家が漫画を描いているところはじめて目にしました。このころ、ロシア語の勉強も開始。チェーホフを原文で読むためにはじめたわけですが、結果としては、語学の勉強は強いストレス下でも持続可能な発散方法として、いまでは欠かせない習慣になっています。じつをいうとついでに英語の勉強もごくあっさりとではありますがやっていて、あまり難しい本、長い本を集中して読めないいまの状況で、唯一の知的な営みとなっています。

4月にはエルリッヒ展。はじめて六本木に行って、改めて無縁の街だと確認。マグリット展でも開かれない限り、たぶん二度と行くことはないでしょう。

この時期に、ウシジマくんバキの掲示板をつくりました。バキのほうは、7月からのアニメも想定してつくったんですが、書きこみはないですね。しかしウシジマくんのほうは盛況で、いまもちょっとずつ書きこみが続いています。引き続き、すっぴんマスターの領域でウシジマくんのはなしはしたいが管理人の返信は不要だというかたは、こちらを利用してください。

5月くらいだとおもうんですが、ついにガラケーがぶっ壊れてしまったので、スマホを購入。いろいろこのことで変わったことはあるのですが、やはり語学の勉強にかんしてこれなしでは考えられないという状況になっています。特にロシア語にかんして、単語の本などで別にいろいろやってはいますが、幹となっているのはNHKラジオの講座です。毎月テキストも買っています。ですがリアルタイムでは聴けないので、アプリを通して1週間限定で聴ける先週のぶんを何度も聴いていっている感じです。前の仕事では、休憩中に事務所の机でノートに書いて勉強もしていたのですが、いまの仕事では休憩がひとりでなく、何人かと食堂でとられるので、なかなか、ノートを開いてというわけにいかないのですが、まあ、これらはずっと続けています。

 

7月からは対にバキのアニメが開始。同様にして最高に大好きなハイスコアガールもアニメ化。コミック担当として気合を入れるべきところでしたが、ほぼ同時に勤めていた店舗が閉店となりました。正直にいうと、4月のアニメをだいぶはやい段階で片付けて、バキとハイスコアガールを大展開していたのですが、そのあたりに積極的にかかわれなかったのはやはり心残りです。ちゃんとコミック動いたのかな・・・。

他店に異動というはなしもあるにはあったのですが、候補の店がどこも現実的ではなく、会社じたいから離れたいという気持ちもあったため、ぼくは無職になりました。リアルすっぴんマスターであります。それで、いままでやりたかったこと、というか、やりたいやりたくないにかかわらずできなかったことを積極的にやっていくようになりました。noteで有料記事を書くようになったのです。少しずつ空気感は変わっていっていますが、noteにはやはりこう、ビジネス書的というか、自己啓発的というか、普遍的な「メソッドを公開!」的な記事が多い印象がありました。そういうなかで、ぼくは、ぼくじしんにおいてしか成り立たない書き方入門読み方入門などを空気を読まず書き投げまくりました。ブログよりも長い漫画家考察なども書きやすい環境になっているので、そのあたりもちからをいれてあるので、最近は時間なくて更新とまってますが、興味あるかたはのぞいてみてください。

 

9月には相方が大好きなユアン・マクレガーの、待ちに待った『プーと大人になった僕』が公開、むろん、無職で時間はあるので、見にいきました。たぶん同じころ、『インクレディブル・ファミリー』も衝動的に鑑賞。たぶん、去年映画館で見た映画はこれだけになります。

10月にはバキが再開。このあたりで生活がちょっと変わっていきます。そして11月になって、いまの会社に入社。社会生活の真のストレスを、30代も半ばになってはじめて体験します。実はほぼ同時に、母親が関節の手術で入院していたこともあり、11月から12月にかけてはほんとうに常に動いていた印象です。

 

 

というような1年でありました(ブログ記事を振り返りながら書いた)。まあ、家庭があるような同年代のふつうの社会人ならふつうのことでしょうが、ぼくにとっては非常にたいへんな1年なのでありました。

 

年も明けたことですし、気持ちを切り替えて、人生を探っていかなければなりません。今年は、幸福とはなにかを探究してまいります。以前の仕事ではあまりに身を捧げすぎました。いまの会社で多くのひとに触れるにつれ、何年も連休のなかったじぶんの生活がいかに異様だったかとおもいます。もし必要なのであれば、ほかのひとの心配はおいておいて、通すべきわがままはがんばって貫くべきであると、へろへろに損なわれている相方を見ていておもいます。そのためにはやはり、精神的に強くならなければなりません。幸福とはなにかということの確固たるものがあれば、ひとの印象など気にせず、それを手に入れることの罪悪感もわかないはずだからです。

そして、いまの会社でも当然のように連休はありません。それどころか、相方と近い部署で働いているため、両者で人員のやりとりがあるので、片方が休みのときは片方が必ず出なくてはならないという状況になってしまっています。ふたりで過ごす休日というものが、理論的には、この会社に勤め続けるかぎりあらわれてこない、という状況になってしまったのです。これは、どんなパワハラや理不尽より決定的なことです。わかりにくいとおもいますが、たとえば奥さんが日曜日が定休だとしたとき、旦那さんはどこで休んでもいいが日曜だけは不可になっている、ということです。もともと他人にわがままをいうことができず、ややこしいことばかり背負いこんでしまうのが相方であり、そしてぼくなので、どこいっても大差はないとおもうのですが、もう少し、じぶんの人生を大切にしていきたいとおもいます。

 

 

普段なら学問面、あるいは筋トレにかんしてなど目標をたてるところですが(それらについての去年のまとめはまた書きます)、幹になっている労働生活がこんな感じですから、ちょっと不透明すぎてどうしようもないです。まずは実生活を安定させ、どうやって幸福感を得るかを明確にし、しかるのちに、知的生活を再開させなければなりません。それまでは、noteも適当になるとおもいます。ブログも意地でも続けていきます。今年もよろしくお願いします。